東京アカデミー札幌校
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こんにちは。教員採用試験担当の高久です。
10月27日に文部科学省より
「児童生徒の問題行動・不登校生徒指導上の諸課題に関する調査結果」が公表されました。
今回調査の対象となった項目は下記の項目です。
上記項目ごとに発生件数等も公表されています。
今回はその中でも「いじめ」と「不登校」の
発生件数と、教員採用試験を受験するうえで押さえておきたいことをお伝えします。
小学校 | |
認知した学校数 | 17,163校 |
学校総数に対する認知比率 | 88.1% |
認知件数 | 500,562件 |
1校当たりの認知件数 | 25.7件 |
中学校 | |
認知した学校数 | 8,557校 |
学校総数に対する認知比率 | 83.2% |
認知件数 | 97,937件 |
1校当たりの認知件数 | 9.5件 |
高等学校 | |
認知した学校数 | 2,995校 |
学校総数に対する認知比率 | 53.1% |
認知件数 | 14,157件 |
1校当たりの認知件数 | 2.5件 |
小学校
全児童生徒数における長期欠席者の割合(2.9%)
長期欠席の理由が「不登校」の割合(45.1%)
中学校
全児童生徒数における長期欠席者の割合(7.1%)
長期欠席の理由が「不登校」の割合(70.2%)
高等学校
全児童生徒数における長期欠席者の割合(3.9%)
長期欠席の理由が「不登校」の割合(43.1%)
・いじめに関しては、どの校種でも高い数値が表れている
=いじめ対応はどの校種の教員にとっても取り組むべき喫緊の課題。
・特に小学校では1校あたりの認知件数で25.7件となっていることからも
教員としてクラスを担当する場合でも1件以上のいじめがある可能性が非常に高い。
・長期欠席(不登校等)は校種で見ると中学校が最も多く全体の7.1%。
また同時に長期欠席の理由が「不登校」である割合も校種の中で最も高く70.2%を占める。
今回の内容はニュース等でも取り上げられ注目度が高い事案の1つといえます。
このように話題となる内容は、1次の筆記試験や2次の面接でも問われやすい内容です。
感想で終わらせないためにも以下のようなことも気にしてみてください。
(参考)いじめの問題に対する施策:文部科学省 (mext.go.jp)
(参考)令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について(通知):文部科学省 (mext.go.jp)
試験までの時間を有意義に使って万全な状態で本試験に挑める準備をしておきましょう。
11月6日(日)から!お申込みはまだ間に合います。
申込はこちらから☞ 講 座 申 込
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