東京アカデミー京都校
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こんにちは。京都校の多田です。
本日は「グループ学習」をおススメしたいと思います。(^▽^)/
先日、通年講座受講生4人の方々と第2回模試成績について面談をしました。
そして次の問題について、4人で見直しをしてもらいました。
(第2回模試 午前問題)
№2 環境基本法に基づく大気汚染に係る環境基準が設定されているのはどれか。
1 .光化学オキシダント
2 .アスベスト
3 .ホルムアルデヒド
4 .二酸化炭素
この問題は正答率45.3%と、多くの受験生が間違えた問題です。
4人の中にも2人、間違えた人がいました。
正解は選択肢1なのですが、選択肢4と迷って、間違えた人が30%もいました。
そこで4人に、なぜその選択肢を選んだのかを話してもらいました。
「アスベストは石綿・・肺癌のリスク高くなる・・これは違うと思った」
「ホルムアルデビドは家具とか床とかから刺激臭がして、身体に悪いはず」
「二酸化炭素は、オゾン層の破壊だから、これが正解だと思った!」
話す中で、各選択肢の特徴を振り返りながら確認していきます。
そこに松本先生から「光化学オキシダントは「光化学スモッグ」の原因と覚えてね。
気温が高い時に小学校の校庭から「光化学スモッグ発生警報」を聞いたことない?」
とのアドバイスが!
「そうなの?」「知らなかった!」「この会話で覚えられそう!」
最終的には「二酸化炭素ってもともと空気中にあるものだから、大気汚染の原因にならなくない?」
との冷静な学生さんの発言に、皆一同に「・・ほんまや!」「もうこれで絶対に忘れない!笑」
あいまいに覚えていると、見知った言葉にひかれてしまうようです。
しっかりと各選択肢の特徴・違いを理解することが、得点力へと繋がります。
このようにグループでの振り返りは、学習効果が高くなります。
特に「必修問題」などの暗記が必要な問題には、効果を発揮すると思います。
もし、勉強に行き詰っているなら、ご友人同士で見直しに取り組むのもいいと思います!
試してみてくださいね!