東京アカデミー鹿児島校
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こんにちは。東京アカデミー鹿児島校チューターの永野です。
今回は,法律科目の勉強方法について,私がやってきたことを紹介したいと思います。よろしくお願いします。
法律科目には,主要科目である憲法・民法・行政法,その他に刑法や労働法があります。刑法や労働法は受ける試験や選択科目によっては必要な人とそうでない人がでてくるので,今回は主要科目である,憲法・民法・行政法の勉強方法について紹介していきます。
法律科目は,内容量がとても多く覚えることも多く本当に大変ですよね…でも,だからこそ授業があるごとに復習が必要になってきます。後回しにして復習が溜まっていくとやる気がどんどんなくなっていくので,できればその授業の週ごとに復習を終わらせていくことをおすすめします。
私の法律科目の復習方法は,自分なりにもう一度まとめ直すことです。書いて覚えるタイプなのでこの方法をとりました。準拠テキストには文章で長々と書いてあるので,その中から暗記が必要な重要ポイントを抜き出してルーズリーフにまとめ直しました。その際に,授業で先生が言ったポイントや判例,解説の図なども一緒にまとめました。法律科目では,判例や,例外部分などがとても問題にされやすいので,そこをしっかり暗記していくことで点数に繋がります。そして,模試や出た問を解いていく中で新たな知識や判例が出てきた場合は,ルーズリーフの隙間にメモを付け加えていました。
私の場合は,夜間コースで受講しており,授業があった日の翌日に必ずこの復習を行っていました。この復習法はとても時間はかかりますが,自分の言葉でまとめることによって確実に授業内容がインプットされますし,模試や試験前にも分厚いテキストを最初から見直すことなくこのルーズリーフを見直せば済んだので,最終的には効率的な復習方法だったと感じています。また,まとめの時点で疑問が出てきた場合はすぐに先生に質問したり調べたりすることでその場で解決できるので効率的です。
民法・行政法はこのまとめを行っていました。憲法は,講師の先生がまとめたプリントを配布されていたので,そのプリントに直接メモをとり見直すことで復習をしていました。
これはあくまで私の我流の勉強法ですので向き不向きがあると思います。友人には,テキストを何度も読み直すことで暗記する人もいました。自分に合うやり方を見つけて定期的に復習を頑張って下さい。
そして,まとめが終わったらひたすら出た問を使った過去問演習を行っていました。法律科目では,頻出の判例や事例が大体決まっています。過去問演習を繰り返すことで重要ポイントが分かってくるので,何度も繰り返し解いてみて下さい。私は少なくとも4周は繰り返したと思います。基本編と発展編両方ともしっかり解くと基本的にどんな試験にも対応できると思います。
私はこの勉強法で,本番の試験ではほとんどの問題で正解することができました。法律科目はしっかり勉強すれば安定して点が取れて得点源になるので力を入れることをおすすめします。法律科目は復習と過去問演習あるのみです。暗記には得意不得意があると思うので,自分の実力をしっかり把握して勉強に取り組んでみて下さい。