東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当:石井です。
香川県、高知県の教育資料についてブログでまとめてきましたが、徳島県の教育資料についてもまとめてほしい!というご要望をいただきました。徳島県では例年、教養審査の中でご当地問題が3、4問出題されていますが、そのご当地問題の大半は教育政策についての資料をもとに出題されています。
そのような徳島県の教員採用試験の対策に、必ず見ておいてほしい資料をリストアップしました。
徳島県における教育、学術、文化及びスポーツの振興に関する総合的な施策について、その目標や施策の根本となる方針を定めるものです。推進期間は、令和元年度(2019年度)から令和4年度(2022年度)までの4年間となっており、そろそろ社会情勢や教育情勢の変化に対応した新しい教育大綱が発表されそうです。
過去問にチャレンジ
次の文章は、「徳島教育大綱」(令和元年8月徳島県教育委員会)の「1 大綱策定の趣旨」の一部である。(A)~(D)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。1~4から1つ選びなさい。
これまでの取り組みをもう一段高い次元へと進化させ、「地方創世の(A)」と呼ばれた徳島が「未知の(B)」に挑戦し、日本全体を「持続可能な社会」へと導いていくためには、徳島の未来を担う「(C)」を育てることが重要です。
本県の未来を担うすべての「(C)」に、徳島が誇るべき歴史と風土、脈々と受け継がれてきた「(D)の気質」をしっかりと継承するとともに、未知なる(B)を自ら切り拓き、「持続可能な社会」を創造する力を育む「徳島ならでは」の未来教育を実践するため、新たな「徳島教育大綱」を策定します。
A B C D
正答 2
教員等が高度専門的職業としての職責,経験及び適性に応じて身に付けるべき資質・能力を明確化したものです。令和元年8月に,新たな「徳島教育大綱」が策定されたことを踏まえ,令和2年2月にとくしま教員育成指標の一部が改訂されました。求められる資質・能力について、各校種の教諭用は「素養」「担任力」「授業力」「協働力」,養護教諭用と栄養教諭用については「素養」「担任力」「専門的職務実践力」「協働力」が挙げられています。
教職経験の少ない先生方の授業技術を高めるための資料として作成されたものです。もとは平成26年度の「発問・板書・ノート指導・ICT活用」編,平成27年度の「学習規律,学習形態の工夫,進 度・学力差への対応,学習の見 通し・振り返り」編,平成28年度の「学級・学習集団づくり,教材研究,単元(題材)設 定,学習評価」編の三編構成となっていましたが、。令和元年度に学習指導要領全面実施に合わせ,用語等,時流に合ったものへと改訂されています。特に、「徳島GIGAスクール構想」を意識した作りになっているため、ICTを活用した授業についてまとめている点が特徴です。
1人1台端末を積極的に活用し、平時、有事を問わず、多様な子供たちを誰一人取り残すことのない、公正に個別最適化された学びを推進することを目標として、
といった6つの基本方針を掲げ、徳島県教育のICT化を推進しています。
いかがでしょうか、今回は4つの主要な教育政策についてまとめてみました。徳島県では1次試験が筆記試験のみ実施となったため、より確かな知識が必要となっています。教育政策の資料を確認して、キーワードを暗記していくようにしましょう。
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本気の皆様をお待ちしています。