東京アカデミー大阪校
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みなさん、こんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミーです。
今回と次回は、今年度教養試験で出題された時事問題についてピックアップします!
公務員試験においての時事問題は、「隠れ主要科目」とも言われることもあり、教養試験から作文、面接試験に至るまで、様々な場面で問われることがあります。また、教養試験の社会科学では時事内容をテーマにした問題はもちろんのこと、経済や政治の問題における選択肢の一つに、この数年で起こった内容が入っているなど、数多くの出題がみられます。
出題内容は大まかには、
・国内政治(政治動向、選挙関連、地方自治など)
・日本経済(経済動向、金融、財政、予算、税制など)
・社会(労働事情、ICT・科学技術、環境、医療、人口、社会保障など)
・国際情勢(国際政治、国際経済など)
が挙げられます。
時事は最新の出題内容をチェックし、出題の傾向や分野、テーマを知ることが重要です。
今回は、9/18に実施された地方公務員試験で出題された時事問題をご紹介。
高卒試験では、出題形式によって、時事問題の内容や難易度には大きな差があります。
また、2023年度の採用試験や1月実施の警察官採用試験においても狙われる可能性がある分野やテーマもありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
・マイナンバー制度とマイナンバーカード
➡マイナンバーの収集・保管、オンライン申請、交付枚数など
・日本の経済連携協定(EPA)の取組
➡TPP11,RCEP
・2010年代以降の成人年齢をめぐる記述
➡クレジットカードやローンの契約年齢、飲酒,喫煙,競馬や競輪の投票券を購入することができる年齢、選挙権、少年法の適用年齢
・日本の労働に関する制度の現状
➡非正規雇用職員の雇用保険、育児休業、介護休業、外国人・障がい者の雇用
・グリーン・コンシューマー(価格が高くても,環境に配慮した商品を選ぼうと主体的に取り組む消費者)
・アムネスティ・インターナショナル(政治犯に対して公正な裁判の実施や釈放,拷問や死刑の廃止など,様々な人権保護を求めて活動する国際的な非政府組織)
・インターンシップ(企業における就業体験や研修のことをいう。日本では大学生が学習内容や将来の進路に関するところへ参加することが多い)
・ユニバーサルデザイン(年齢や性別,言語,障害の有無にかかわらず,すべての人が自立して社会で使うことができるようにつくられたものなどのこと)
・日本の年齢別人口比(15歳未満,15~64歳,65歳以上の3つの区分)
・満18歳の日本国民ができないこととして妥当なもの(自動車の購入、婚姻の届出、選挙の投票、市町村議会議員の選挙への立候補)
全体の出題傾向としては、テーマ別では「地球環境問題」「人口問題」などが多くみられます。
また、民法改正に伴う「成人年齢」の引き下げに関係する問題、マイナンバーカードなどの直近に話題になっているテーマからの出題が目立ちます。
細かいところまで出題される場合もあるため、対策としては、常日頃から新聞やニュースなどをよく読み、社会の動向に精通しておきましょう。
さて次回も今年度の時事問題の出題について、9/25日実施の試験からも見ていく予定です。次回もお楽しみに。
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