東京アカデミー津田沼校
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こんにちは。公務員試験対策の専門予備校=東京アカデミー津田沼校の松尾です。2022年高卒・短大卒程度公務員試験の面接試験対策もほぼ終了に近づいてきました。あとは最終結果のご報告を待つのみとなり、感慨もひとしおです。しかしそんな余韻に浸る余裕もなく、2023年受験に向けての対策がもうすぐスタートする時期に入ります。
さて、前回は教養試験の第1回目として「数的推理」についてご案内させていただきましたが、本日は「判断推理」についてご案内したいと思います。
判断推理についても、一般知能において重要な位置を占めますが、苦手にする受験生がとても多い科目となります。
「判断推理」の分野ですが、順序関係、対応関係、集合、論理、位置関係などに大別されます。 「順序関係」「対応関係」「位置関係」「論理」の出題も比較的多いことから、様々な分野において万遍なく出題されているという点が特徴です。それではここからは、各試験で出やすい分野をご紹介しましょう。
単元別では、以下の通りです。判断推理は与えられた課題・条件から論理的に正解を推理・処理する科目で、パズルを解くような発想が求められる場合もあります。ただ、実際には、ヒラメキよりも、各単元の典型問題とその解法を学び、類題をたくさん解いてトレーニングを積むことが大切で、訓練次第で得点源にできます。
〇国家一般職・税務職員…5問出題
「順序関係」「論理」「位置関係」が頻出分野で、毎年各1 問出題されています。2022年の試験でも「論理」、「順序関係」に関する出題が続きました。また、2022年では、「対応関係」も2年ぶりに出題されています。国家一般職・税務職員受験希望の方は確実にしておきましょう。
〇地方初級(9月第3週実施分)…4問出題
「対応関係」が最頻出分野で、毎年1・2 問出題されています。2022年試験でも同様に、「対応関係」から出題されました。
〇地方初級…9月第4週実施分…5問出題
「位置関係」が頻出分野で、毎年1~3 問出題されています。2022年試験でも「位置関係」から出題されました。
〇裁判所職員一般職…5問出題
「対応関係」が毎年1 問出題されていることと合わせて、「順序関係」も比較的多く出題されています。2022年試験でも「対応関係」から出題されました。
〇海上保安学校…4問出題
「対応関係」「位置関係」が頻出分野で、毎年各1・2 問出題されています。「順序関係」「論理」も比較的多く出題されています。
〇警視庁警察官…5問出題
「順序関係」「対応関係」「位置関係」が5 年間で5 問と最も多くなっています。
〇東京消防庁消防官…4問出題
「対応関係」が5 年間で4 問と最も多くなっているものの、出題の偏りは少ないと言えます。
最後に判断推理全体の対策としましては、頻出分野を中心にしながらも、基本の解法パターンを一通りマスターしておくことをお勧めいたします。問題演習では、タイプ別による文章条件の整理の方法(表、数直線、図その他)のパターンをつかみ、どのタイプにどの解法を使えばよいか、即座に判断できるようにしておくとよいでしょう。
東京アカデミーでは、2023年高卒・短大卒程度公務員試験対策講座を順次開講してまいります。
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