東京アカデミー仙台校
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こんにちは。東京アカデミー東北の伊藤です。
助産師学校受験に向け、最終の追い込み学習をされている時期だと思います。願書の出願のために、提出書類を整えている方も多いと思います。
仙台校の助産師学校受験の通学講座受講生も、願書の添削や面接練習、もちろん看護学の演習授業も、本気モードで頑張っています。
さて、助産師学校受験の面接試験、ポイントを上げればきりがないですが、これは大事だ!という点を3つお伝えします。
1)助産師として働く姿がイメージできる再現性のある回答内容であるか!
面接官は、助産師としての資質や適性を見ています。例えば、資質の1つ「協調性」
助産師は医師や看護師、医療スタッフ、妊婦さん、その家族と協力しながら仕事を進めます。
面接の回答に、「私は協調性があります。チーム全体のために貢献できます」と感じさせる経験や体験談はありますか。
例えば、「私は高校時代、バレーボールクラブに所属し副部長を務めていました。チーム力を高めるため、練習以外でも勉強を教え合う機会を作ったり、悩みや相談をLINEですぐに打ち明けられる仕組みを作ったりしました。交流や会話の機会を増やすことで周りの状況を深く理解できるようになり、部員の顔を見れば、何か悩みがあるのではないか。逆に、今日は自信に溢れていると分かるようになりました。相談される前に、「何かあったの?」と声を掛けられるようにもなりました。この経験をチーム医療の現場でも発揮していきます。」
イイね!
2)第一印象で好印象をもっていただくこと!
勝負は、面接室に入り着席するまでの第一印象です。明るくハキハキと「失礼いたします」笑顔で「よろしくお願いいたします」
ノックしてから着席までの10秒前後の第一印象。ここで「明るく清潔感のある受験生だ」と思っていただけたら・・・合格は近いですね。
3)面接で聞かれるであろう質問の回答をきちんと準備しているか!
質問「実習で迷ったとき指導者やグループ内でどのように解決しましたか」
回答・・・回答がすぐに出てこず、3~4秒沈黙。やばいと思って、「少しお時間をください・・・」そして、言った回答が「特に迷うような場面はありませんでした」・・・
実習時の経験について、回答の準備ができていないと、このような結果になってしまいます。実習時の経験はいつ聞かれてもおかしくないので、「成功事例」「失敗談」「指導者やグループ内での交流や協力」「患者様との交流、エピソード」「看護師や助産師のお仕事ぶり」などなど、回答の準備は当たり前です。
予期せぬ質問があった。準備していない質問があった。うまく答えられなかった。よくある受験報告です。
助産師学校受験の面接官は、この受験生は、助産師として将来、どのような仕事振りだろう・・・と、将来像を想像しながら見ています。これが再現性です。
先の、質問に対して答えられない。準備していない・・・こんな助産師さんがいたらどうですか。妊婦さんの不安は相当高いと思います。
妊婦さんが、助産師さんに何か質問したら「わからない」「答えられない」「準備していない」となったら、どうでしょうか?
可能な限り、想定される質問に対する回答の準備はすべきです。その確かな準備が、合否の分かれ目の1つです。命を預かるお仕事なので、準備不足はダメですよ。
現在、仙台校では、助産師学校受験講座の最終タームに入っています。看護学の直前演習と面接講義の「実践練習編」、小論文の仕上げの添削期間です。
通学講座受講生も、一般の受験生の皆さんも、最後まで努力を続け、合格を掴みましょう!
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