東京アカデミー大阪校
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こんにちは、大阪校の国家試験対策担当です。
出願手続期間に入りましたね。皆さん出願準備は進んでおられますか?
12月2日(金)が出願期限です。お忘れなくお早めに済ませましょうね。
今回の高正答率問題は、「給食経営管理論」から2問ご紹介します。
155 小・中学校における給食の栄養・食事計画に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ 学校給食摂取基準は、性・年齢別の基準が設定されている。
⑵ 献立は、食に関する指導の全体計画を踏まえて作成する。
⑶ 残菜量を抑制するために、児童生徒が苦手とする食品の使用を避ける。
⑷ 調理従事者の労務費を抑えるために、献立に地場産物を積極的に取り入れる。
⑸ 献立作成業務は、学校給食の趣旨を十分に理解した業者に委託する。
正答は⑵。正答率80.2%でした。
間違えた方の大多数は、⑴を選ばれていました。
学校給食摂取基準は、年齢別の基準が設定されているが、性別の基準は設定されていない。児童については6 ~ 7 歳、8 ~ 9 歳、10 ~ 11 歳の3 区分、生徒については12 ~ 14 歳の1 区分である。
160 一汁二菜の定食方式で運営している事業所給食において、個別対応の方法を検討した。調理工程が増えるものとして、最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ 飯を大盛り、中盛り、小盛りから選択できるようにする。
⑵ 飯を白米と雑穀米から選択できるようにする。
⑶ シチューにスモールサイズを作り、選択できるようにする。
⑷ 汁物を付けるか付けないかを選択できるようにする。
⑸ 調味料コーナーに市販のノンオイルドレッシングを追加する。
正答は⑵。正答率93.1%でした。
この問題は、一般の方でも正答することが難しくはないように感じますが、国家試験となると間違えてしまうのですね。
白米と雑穀米では、浸水量、浸漬時間、炊飯時間等が異なり、別々の調理工程が必要となります。⑵以外は、配膳や秤量で対応が可能ですね。
第36回の「給食経営管理論」から出題全18問のうち正答率が60%に満たなかった問題は、たった2問でした。その2問の正答率は30%以下と極端に低く、それ以外の問題はほとんどが80%以上でした。
第36回国家試験 問題は厚生労働省のHPで確認いただけます。
※正答率は、弊社自己採点会へご参加いただいた方の解答データを基にしています。