東京アカデミー立川教室
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こんにちは、教員採用試験の予備校・東京アカデミー立川校の教員採用試験対策担当です。
2022年夏実施東京都教員採用試験の教養試験において、東京アカデミーの教材に掲載された問題から的中問題ありましたので、ご紹介いたします。
11 学習指導要領の改訂に関する次の記述ア~オを、年代の古いものから順に並べたものとして適切なものは、下の1~5のうちのどれか。
ア 豊かな人間性や基礎・基本を身に付け、個性を生かし、自ら学び自ら考える力などの「生きる力」を培うことを基本的なねらいとした。また、小学校第3学年以上の各学年に総合的な学習の時間を創設するとともに、高等学校に情報を新設した。
イ 社会の変化に主体的に対応できる能力の育成や創造性の基礎を培うことを重視するとともに、自ら学ぶ意欲を高めるようにした。また、小学校第1学年及び第2学年に生活科を新設した。
ウ 自ら考え正しく判断できる力をもつ児童・生徒の育成を重視し、ゆとりのある充実した学校生活を実現するため、小学校及び中学校の各教科の標準授業時数を削減し、地域や学校の実態に即して授業時数の運用に創意工夫を加えることができるようにした。また、高等学校の社会科で現代社会を新設した。
エ 知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランスを重視し、その基盤となる言語に関する能力について、国語科のみならず、各教科等においてその育成を重視した。また、小学校及び中学校で授業時数を増加するとともに、小学校第5学年及び第6学年に外国語活動を新設した。
オ 学校教育法、同法施行規則、告示という法体系を整備して教育課程の基準としての性格を一層明確にした。また、道徳の時間を特設するとともに、科学技術教育の向上を図るために、算数、数学、理科の充実を図った。
1 イ → ウ → オ → ア → エ
2 イ → オ → ウ → エ → ア
3 ウ → オ → イ → ア → エ
4 オ → イ → ウ → エ → ア
5 オ → ウ → イ → ア → エ
次の学習指導要領の改訂内容(一部改正を含む)に関する文を古い順に並べかえよ。
(1) 道徳教育の徹底を図るために,小学校,中学校に道徳の時間を設けた。
(2) 小学校の自由研究の時間を発展的に解消して,教科以外の活動とした。
(3) 各学校において創意工夫を生かし特色ある教育活動を展開する中で,自ら学び自ら考える力の育成を図ることを目指した。
(4) 自らの生活について考え,必要な習慣・技能を身に付けられるよう,小学校1・2学年に生活科を新設した。
(5) 全ての教科等を,①知識及び技能,②思考力,判断力,表現力等,③学びに向かう力,人間性等,の3つの柱で整理した。
(6) 道徳教育の充実を図るため,小学校と中学校に「特別の教科 道徳」が設けられた。
(7) 教科に当てる授業時数を増加させ,小学校に新たな領域として外国語活動を設けた。
(8) 学校教育の危機を打開するために,「ゆとりと充実」のキャッチフレーズのもとに改訂された。
(9) 小学校,中学校の特別教育活動と学校行事が統合され,特別活動とした。
(10) 児童中心主義,経験主義の考え方に立ち,問題解決学習が導入された。
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学習指導要領の改訂内容の変遷についての問題です。「小学校低学年で生活科新設」や「小学校5・6年で外国語活動新設」などポイントとなるワードを押さえ、流れを押さえておきたいですね。
なお、本試験の正答は5、オープンセサミ問題集の正答は⑽→⑵→⑴→⑼→⑻→⑷→⑶→⑺→⑹→⑸となります。
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