青森県の1次試験総合ランク付けの基準をご存じですか？

こんばんは。青森県教員採用試験対策の予備校＝東京アカデミー青森校の佐井です。

今回は、青森県の1次試験総合ランク付けの基準をお知らせしたいと思います。

ランクが同じ「ab」なのに、ある校種では「総合Aで合格」、ある教科では「総合Bで不合格」などといったお問い合わせがあります。

青森県では、1次試験の結果通知に、

①筆記試験の得点
②一般・教職教養試験のランク
③専門試験のランク
④総合ランク

を記載しています。

1次試験の合格は、「総合ランクA」となりますが、この「総合ランク（A～D）」はどのように決められているのでしょうか。

まず、区分が「Ⅰ群」～「Ⅲ群」に分けられます。
Ⅰ群：教養試験および専門試験がどちらも「a」（「aa」）の場合、
Ⅱ群：教養試験及び専門試験の内1つが「a」、またはどちらも「b」（「ab」「ba」「bb」「ac」「ca」）の場合、
Ⅲ群：上記以外（「bc」「cb」「cc」の場合

ランクはa～cとなり、aは偏差値が受験校種・教科の中で上位、bが中位、cが下位となります。

Ⅲ群は1次不合格（D）です。

Ⅰ群でも合格（A）と不合格（B）に分かれます。
採用数の少ない校種・教科によっては、同じ「aa」の場合でも得点により不合格となる場合もあります。

逆に、Ⅱ群でも、校種・科目によっては、「ac」「ca」でも合格となる場合もあります。

ランクは偏差値で割り振られますが、教養試験も校種・教科ごとのため、ご自身の受験される校種・教科においての教養試験の平均点を知りたいところです。

令和5年度は、高いところでは71.0点、低いところでは32.0点と39点もの開きがありました。

 

東京アカデミーでは、この分析を踏まえて、皆様の受験される校種・科目に対応したアドバイスを行います。

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