東京アカデミー池袋校
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先月11日、特別区人事委員会ホームページに「令和4年職員の給与等に関する報告及び勧告」(リンク)が掲載されました。
民間との較差を是正するために、月例給・特別給ともに引き上げがなされ、職員の平均年間給与は、約5万4千円の増となりました。
給与以外の部分ですと、人事・給与制度、勤務環境の整備等に関する意見の項目に、「デジタル技術やデータを活用した区民の利便性の向上に対応できる人材の確保が急務。令和5年度秋の実施に向けて新たな採用試験・選考制度を検討」の表記が見られ、デジタル人材の確保のための採用試験を行う公算が高まりました。技術職・資格職の枠となるかはまだわかりませんが、実施が実現した場合、2017年度の心理職以来の新設となります。
また、「本年度の特別区職員採用試験・選考の申込者数は、大幅に減少。特別区が受験者の就職先として選択されるよう、不断に研究を積み重ね、採用制度を見直し」の表記も気になるところです。事務職の申込者数は2008年度以来に1万人を割り込み、受験者数も2年連続で減少しています。試験制度の何らかのてこ入れがなされる可能性が考えられます。
また、新しい情報がわかりましたら、お知らせしてまいります。