2023年時事問題対策⑤「日本の医療の現状」

青森県・青森市等の公務員、国家公務員等の予備校＝東京アカデミー青森校の髙山です。

今回は時事問題で問われそうな「日本の医療の現状」について紹介していきます。

押さえておくべき内容

①平均寿命と健康寿命

👉2021年には男性81.47歳、女性87.57歳となり、過去最高を更新した2020年に比べて男性0.09歳、女性0.14歳下回りました。青森県は短命県として有名です。2021年は男性78.67歳、女性85.93歳で平均寿命は男性女性共にワースト1位です。

②不妊治療への医療保険の適用と費用の助成

👉令和4年4月から、人工授精等の｢一般不妊治療｣、体外受精・顕微授精等の｢生殖補助医療｣について、保険適用されることとなりました。

③電子処方箋システム

👉「処方箋」を現状の紙ではなく、デジタルデータで運用する仕組みのこと。患者さんの同意のもと、全国の医療機関・薬局における過去3年間の薬剤情報と、直近での処方・調剤結果を参照できるようになります。さらに重複投薬や併用禁忌の確認機能も提供されます。2023年1月に運用が開始される予定です。

⓸オンライン診療

👉パソコンやスマートフォンなどの情報通信機器を使って、医師が患者の診察及び診断を行い、診断結果の伝達や処方などの診療行為をリアルタイムに行います。初診は対面診療が必要とされていたが、2020年4月に新型コロナ対応でオンラインでの初診を特例的・時限的な措置として容認。2021 年11月には恒久的に行えるようにすることを決定した。オンラインの初診は原則かかりつけ医が行うとしたが、別の医師が患者の紹介状や健康診断結果などの医療情報を把握し、診察できると判断した場合も可能としました。

これまで沢山の時事問題予想を書いてきました。時事問題は筆記試験だけでなく、人物試験でも問われることもあるので言葉でも説明できるように対策していきましょう。

例えば、「短命県返上のため今後取り組んでいかなければいけない活動は何か」や「オンライン診察についてあなたの意見は何か」など具体的なことを質問されることもあります。自分の言葉で説明できるように対策していきましょう。

12月24日の開講も近づいていきました。まだ申し込みをお済でない方、申し込み検討中の方は下記のサムネイルをクリック。