【大卒公務員】これからのインバウンド戦略

こんにちは、公務員試験の予備校 東京アカデミー難波校の公務員担当です。

 

物価高や円安の影響もあり、景気回復がなかなか進みませんが、新型コロナの水際対策が緩和されたこともあり、外国人観光客は増えてきています。

そうした中、政府は訪日客による消費額を年間5兆円にする目標を掲げ、インバウンドの本格的な回復に向けた政策パッケージを決定しました。詳細はコチラ

 

目標達成のために、観光庁や日本政府観光局（JNTO）はインバウンド戦略として富裕層（1回の来日で1人100万円以上消費する訪日客）の呼び込みに力を入れていくようです。

というのも、観光庁の推計では、コロナ前の2019年の訪日客（3188万人）のうち、富裕層は人数としては全体の1％に過ぎないが、消費額でみると11.5％を占めているためです。

また、富裕層は自然や文化の体験を好む傾向があるため、地域の文化や産業の維持・発展にもつながるとみています。

 

立地や観光資源など地域によっては、1万円使ってくれる観光客100名の呼び込みを目指すより、100万円使ってくれる観光客1名のために特別プランを練り上げるほうが効率的なところもあるかと思います。

＊特別な体験として「世界遺産姫路城の天守閣の限定公開」が2023年に行われるようです。

 

地方公務員志望の方で、地域の活性化を目指したい方は、日本人だけでなく外国人観光客を視野に入れた志望動機の作成を意識しても良いでしょう。

 

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