東京アカデミー京都校
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前回のブログでは、『都道府県職員』についてお話しましたが、
今回は、地方公務員『政令指定都市職員』について紹介していきます🥰
「政令指定都市」って他の市よりも規模が大きいイメージを持たれているかと思います。
「政令指定都市」とは、地方自治法第252条の19第1項の規定により、人口50万以上の市のうちから政令で指定された市のことです。
札幌・仙台・さいたま・千葉・横浜・川崎・相模原・新潟・静岡・浜松・名古屋・京都・大阪・堺・神戸・岡山・広島・北九州・福岡・熊本の20都市が「政令指定都市」となります。
人口規模が非常に大きいこれらの市は、本来都道府県の業務である都市計画、社会福祉、保健衛生などの業務を処理することができます👩💼👨💼
「政令指定都市」は、他の市町村と違ってどんな権限が与えられているかご紹介します。
などがあります。
また、政令指定都市は宝くじを独自に発行することが可能ですので、収益の大きな柱の一つとして、市民生活の向上に活用されています。
【平成29年度収益金の発売元別使途(例)】
・大阪市→スポーツ振興・施設管理事業
・堺市→子ども医療費助成事業(少子化対策事業)
・京都市→少子化対策支援事業
・神戸市→道路整備事業・公園整備事業
他の市町村に比べて、都道府県を通さずに独自に政策を行うことができますので、効率的に、また市民の意向に沿った政策を進めることができます。
ですので、政令指定都市職員は、都道府県職員に比べると住民により近く、他の市町村職員に比べると規模の大きな仕事に携わることができるのが
政令指定都市職員の魅力だと思います👩💼👨💼❣
2022年度の京都市の試験を例に挙げていきたいと思いますので、参考にしてください🌸
◆京都府職員(中級)
※京都市では、高卒程度の試験のことを中級という言葉で用いられています。
(日時)
第一試験日:令和4年9月25日(日)
受付期間(インターネット申込):令和4年8月10日(水)~9月1日(木)正午
(試験内容)
◆第一次試験
①教養試験【2時間】
出題数50題のうち、次の区分により45題を解答する選択解答制です。
(1)必須解答の一般知能分野(25題)
文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈など
(2)選択解答の一般知識分野(25題中20題)
人文科学、社会科学、自然科学など
②作文試験【50分600字以内】
専門知識ではなく、一般的な内容を問うもの
①②の総合得点で第一次口述試験の対象者が決定される
③第一次口述試験(個別面接)
①②③の総合成績により、第一次試験の合格者が発表される
◆第二次試験
第二次口述試験(個別面接)
詳しくはこちらをご覧ください⏩令和4年度受験案内(中級)
政令指定都市の一次試験は、一部の例外を除き、9月第4日曜に実施されます。(2021年採用試験は9月26日㈰でした)
試験内容としては
1次試験:教養試験
2次試験:作文試験+人物試験
を実施する自治体が多いです。その他にも、適性(性格)検査が実施されることもあります。自治体によって異なりますので、ご自身の志望自治体の試験概要について事前に調べてみてください!
公務員試験には面接がありますが、今回は特別に、京都市(高卒程度)の面接の質問を一部紹介したいと思います🥰
・なぜ公務員を志望したのか
・日本の公務員の魅力は何か
・趣味について
・これだけは許せないと感じることは何か
・進学は考えなかったのか
最後に、『地方公務員についてもっと詳しく知りたい!』という方は、ジョブタグに詳しく書いてありますので、下のリンクからご覧ください😊❗
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