東京アカデミー大阪校
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こんにちは。
東京アカデミー大阪校 教員採用試験担当です。
文部科学省は10月27日に、令和3年度(2021年度)の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」を発表しました。
今回の調査期間中はコロナ渦の中でも、学校が再開したところが多いことも影響しているためか、
①暴力行為の発生件数
②いじめの認知件数
③長期欠席者数
の増加が見受けられました。
昨年、自殺については調査開始以降最多となっていましたが、今年は50名ほどの減少が見られました。
(5年前の2017は自殺件数250件でした。2022は368件で、自殺件数は増加傾向にあります。)
①暴力行為の発生件数の増加
暴力行為の発生件数でみると、校種別では小学校、何に対する暴力かは生徒間暴力が最多となっています。
②いじめの認知件数の増加
今年度は全校種(特別支援学校を含む)で認知件数が増加しており、
対面などではなくパソコンや携帯電話を使ったいじめが昨年よりも増加傾向にあります!!
しかしながら、認知されているのは全体のわずか3.6%にとどまっています。
③長期欠席者数の増加
昨年度と比べて、今年度は小中高での長期欠席は約1.5倍増加しています。
不登校の要因の1位が、無気力・不安であり、生活リズムの乱れ、遊び、非行が続きました。
このような結果から、文部科学省は対策として、個々の児童生徒の状況に応じた必要な支援や、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー・関係機関との連携による教育相談体制の充実を推進すること、また、未然防止と早期発見・早期対応の取組や家庭・地域社会等の理解を得て地域ぐるみで取組を推進することとしています。
「上記に加え、いじめについては、いじめ防止対策推進法の定義に基づくいじめの認知と組織的対応を徹底することを管理職をはじめ全ての教職員等向けに周知を図る。」と記載のあるように、全ての教職員にとって必要な事項となってくるので、今は教員でない方もしっかりとポイントを押さえておきましょう!
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