東京アカデミー秋田校
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秋田県内看護学生の皆さん、国家試験担当の渡辺です🐶
国家試験が近づくに連れて「人口データとか、法律とか、何年度のものを覚えたら良いの?」という質問をよくいただきます。
その答えと根拠を説明します✨
現在、50問が必修問題として出題されています。
過去の出題をみても、アセスメントや思考過程を必要とする問題はほとんどなく、単純想起型といわれる「設問について知っていることで得点ができる」形式の問題となっています。
したがって、看護師として「知っていて当然」とされる内容であり、知らなければ「倫理的」に問題となり、「患者の安全、安楽」を脅かすことにつながる内容であることが読み取れます。
それぞれの出題範囲から特徴的な設問をみていきましょう。
第111回・午前
〔問題 2〕 日本の令和元年(2019年)の死亡数に近いのはどれか。
1.98万人
2.118万人
3.138万人
4.158万人
正答 3
出題基準 目標Ⅰの「健康および看護における社会的・倫理的側面」からの出題です。
ここでは、社会保障制度で学習した統計データや法規に関する事項が中心に出題されます。
必修問題は単純想起型の設問で構成されています。
覚えていればすぐに解けますが、問われた事項を覚えていなければ、何度も読んで推察、思考したとしても正答を導くのが困難になります。
それでは、解説です。
第111回では令和元年の死亡数のデータが出題されました。
過去の問題を確認すると、総人口、世帯数、出生数、死亡数などは第111回では令和元年、第110回では平成30年、第109回では平成29年のデータが出題されていますので、第112回では令和2年(2020年)のデータを中心に暗記をしておきましょう。
令和元年の死亡数は、約138万人でしたので正答は3です。なお、令和2年の死亡数は、約137万人でした。
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東京アカデミー秋田校 渡辺でした。