東京アカデミー立川教室
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皆さんこんにちは!東京アカデミー大宮校の公務員担当です。
今回のブログでは、公務員試験の筆記試験として課される教養(基礎能力)試験の傾向と対策についてご紹介します。
教養(基礎能力)試験とは、試験区分に関係なく、大半の公務員試験で課される学力試験のことです。出題科目は、「一般知能」と「一般知識」に大別されますが、「一般知能」とは長文読解力を試される文章理解(現代文・英文)とパズル的な問題の判断推理(課題処理)や空間把握、数的推理(数的処理)、グラフや表の数字が何を表しているかを見る資料解釈からなる試験です。一般知識とは、中学・高校までに履修してきた社会や数学、理科からなる試験です。
【出題科目内訳例(2021年度)】
国家公務員一般職(高卒者)試験(全40問):一般知能20問 一般知識20問
地方公務員試験(全40問):一般知能20問 一般知識20問
警視庁警察官Ⅲ類試験(全50問):一般知能25問 一般知識25問
上記は高卒程度公務員試験の出題科目内訳の例ですが、一部の試験を除き出題数の約半分を占めるのが一般知能分野です。この一般知能系科目(数的推理・判断推理等)の中でも文章理解を除く科目については、問題の解き方がパターン化されているため、それをマスターすることで得点源とすることが出来ます。
高卒程度公務員試験の一般的な合格ラインである6~7割を考えたときに、第二の得点源とすべき科目が社会科学分野(政治・経済・社会)です。ほかの一般知識科目より約2~4倍の出題数がある上、出題傾向に偏りがあるため学習しやすくここで確実に得点を重ねておくことで筆記試験合格が見えてきます。
特に一般知識分野は約15科目にも及ぶ広い範囲から出題されます。そのため得意科目や頻出単元、的を絞りやすい科目を中心に確実に得点できる分野を増やすことが大切です。さらに時間があれば、苦手科目や出題頻度の低い単元も学習して1点でも多く得点できるようにしましょう。
詳しい科目の傾向と対策については来週以降から発信していきますので是非ご覧ください。