東京アカデミー青森校
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看護師国家試験対策講座担当の小笠原です☺
第112回看護師国家試験まであと70日(あと10週!)となった今日は、必修問題についてのお話です。
愚問かもしれませんが、
もしこう聞かれたら「必修問題の合格基準は8割以上だから、40点取ればいいよね」と思いませんか?
そうですね。
厚生労働省が提示する必修問題の合格基準を計算すると、
例年「8割以上」で、50問の出題だと40点取れれば合格基準をクリアできます。
とはいえ、年によって「全員が採点から除外される問題」があったり、
「正解した場合は採点対象に含め、不正解の場合は採点対象から除外する」といった措置がとられたりすることがあります。
例えば、今年2月に行われた【第111回試験】を例に挙げてみると、
必修問題の合格基準は40点以上/50点(正答率80.0%以上)
「ただし、一部の問題において採点対象から除外された受験生にあっては、
40点以上/49点(正答率81.6%)、39点以上/48点(正答率81.3%)とする」という注釈がつき、必修問題のうち3問が下記の通りの扱いとなりました。
【午前問題1】「正解した場合は採点対象に含め、不正解の場合は採点対象から除外する」
【午前問題6】複数の選択肢を正解として採点する
【午後問題7】「正解した場合は採点対象に含め、不正解の場合は採点対象から除外する」
「採点から除外されるならラッキーじゃない?」と思われる方もいるかもしれませんが、
それは大きな間違いなんです!!
確かに、採点除外の措置によって救われる方もいますが、その逆もあるんです😱
必修問題の自己採点では40点ギリギリだったのに、
採点除外によって「1点足りない」という結果になってしまう受験生が少なからずいるのです。
採点除外に怖いですよね…
必修問題はこのような落とし穴があるため、
安心して合格発表を迎えるためには42~43点は取っておきたいところです。
大丈夫です。
国家試験まであと70日あります✨
さらに、東京アカデミーではこの冬に必修問題対策の講習会も用意しています✨
必修問題対策に力を入れたい!力を入れなければ!!という方は、
ぜひ東京アカデミーの必修問題対策をご利用ください。