東京アカデミー名古屋校
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急に寒くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年も残り一か月となりますが、特に2023年度の公務員試験合格を目指す方は、
体調管理に気をつけつつ、年明け以降の効率的な学習につなげられるように、
復習や計画の見直しなど、ぜひ良い12月にしてください。
尚、来年度合格を目指す方で、二次の面接試験の対策として、
自己分析などにも取りかかっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで、本日は、民間企業同様に公務員でも面接試験で非常に重要なチェックポイントにもなっている『ストレス耐性』についてまとめたいと思います。
そもそも『ストレス耐性』とは何かというと、“ストレスに耐える強さ” になります。
例えば、知識があり性格がいい人が必ずしもいい人材とは言えず、
職場でいい人間関係を構築できるか、市役所職員として窓口に来た市民に
うまく対応することができるか(ストレスを感じにくい人間関係の構築や、
様々な業務を大きなストレスを感じずにできるか)などの対人的能力や
仕事・業務への適応能力なども重要チェック項目になっています。
尚、ストレス耐性を決定する主な要素として、一般的に以下の6つが挙げられますが、
要素ごとにストレス耐性を見極めるための面接質問例もあわせて掲載しています。
実際の公務員試験で質問された内容になりますので、是非参考にしてください。
①感知能力:ストレスの原因や要因に気付くかどうか
・「ストレスを感じるときはどんなときか」
・「ストレスがかかっているときどうやって気付くか」 など
②回避能力:ストレスを作りやすい性格かどうか(ストレスをストレスと感じない性格かどうか)
・「話をなかなか聞いてくれない市民が窓口に来た際、どう対応するか」
・「市民から過剰なサービスを要求されたらどう対応するか」 など
③処理能力:ストレスの原因や要因に対しての解決能力があるかどうか(ストレスを弱めたり、無くしたりできるかどうか)
・「今までの一番の挫折経験とそれを乗り越えたエピソードはなにか」
・「今までで一番生活環境が変わった時期はいつか、またどう対応したか」 など
④転換能力:ストレスを前向きな事柄に置き換えることができるかどうか
・「ストレス解消法は何か」
・「気持ちの切り替えは早いか遅いか」
・「今まで叱責を受けたことはあるか、また、その際すぐに納得できたか」 など
⑤経 験:過去にどのようなストレスを経験し(内容・頻度)、それをもとに慣れるかどうか
・「部活動で他の部員と練習方法に対する意見が食い違ったときにどのように行動したか」
・「進学前と進学後に目標にしたことと、その目標をどのように達成したか」 など
⑥容 量:どれだけのストレスを抱えられるかどうか
・「ストレスで体調を崩したことがあるか」
・「どのようなことで眠れなくなるか」 など
ストレスを感じない人などいるわけがありません。
採用側がストレス耐性の質問で知りたいのは、ストレスとの向き合い方であり、
自分なりの問題解決法やストレス解消法を持ち、自分で乗り越える力があるかどうかを見ます。
公務員になって、仕事でストレスがかかる困難な場面に直面することは多々あるはずです。
そのようなときにすぐに「仕事を辞めたい」などと逃げたりしない自分、
つまり、ストレスに対して柔軟な対応で前向きな姿勢で解決できるという面をアピールする必要があります!
試験官の質問の意図をしっかり理解した上で、具体的な経験談・エピソードもしっかり交えながら回答しましょう。
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