東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは!
公務員試験の予備校、東京アカデミー岡山校です。l
12月に入り寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
これから更に寒さが本格化しますので、体調管理には十分気を付けましょう😌
今回のブログでは、高卒程度公務員試験過去3年分(2020年~2022年)の試験傾向を基に、合格に向けた学習ポイントについてお話します。
今回は「政治・経済・社会(時事)」についてお伝えします。
これから公務員試験の学習を始める方はもちろん、既に学習を進めている方や「政治・経済・社会(時事)」の科目に苦手意識がある方も、これからの学習に役立てていただけると幸いです!
・政治分野は、どの職種の試験においても「日本国憲法」に関する出題が圧倒的に多く、特に「日本国憲法の統治機構」に関する問題が頻出です。
日本国憲法の基本事項及び主要条文、また国会や内閣、各選挙制度の特徴を把握しておきましょう!
・近年の傾向として、タイムリーな話題(時事問題)が政治分野の問題に反映されることもあります。
特に「国際政治」関連の問題は、時事的な内容が多いため、日頃からニュースや新聞に目を通しておくことが、試験対策にも繋がります。
(例)2022年9月4日(日)実施:高卒程度国家一般職・税務職員試験の政治問題では、「国際政治」分野より「核兵器と軍縮」に関する問題が出題されました。
・経済分野では、「財政」や「金融政策」が頻出です。
「財政」分野では、財政政策、財政事情、税制まで広範囲から出題されます。
「金融政策」分野は、中央銀行の果たす役割を中心に、金融政策が経済におよぼす影響までしっかりと理解し、まとめておく必要があります。
・経済の近年の出題傾向として、教科書の丸暗記だけでは解けない「理解力」を問う問題も増えています。
また、経済分野でも時事に関連した出題が見られますので、政治同様、日頃から「経済問題」に関するニュースは必ずチェックし、経済用語についてもおさえておきましょう。
・社会分野では、「環境問題」や「人口問題」からの出題が多く見られる他、近年は下記のような「時事」に関連した問題も頻出です。
・国内時事:ヤングケアラー、8050問題、出生率について (2022年度裁判所一般職)
・国際時事:RCEP、COVAXファシリティー、Quad、ミャンマーの軍事クーデターについて(2022年度裁判所一般職)
・教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部を改正する法律について(2022年度9月 警視庁警察官)
・2021年9月に開催された首脳会議について(2022年東京消防庁Ⅲ類)
・マイナンバーカードとマイナンバー制度について(※2022年9月18日実施 地方公務員)
・2010年代以降の成人年齢をめぐる記述(※2022年9月18日実施 地方公務員)
・EUについて(※2022年9月25日実施 地方公務員)
※地方公務員問題は公表されておりませんので、出題内容は受講生からの聞き取りによります。
・時事問題を含めた社会分野の対策ポイントとして、まずはニュースや新聞を日常的にチェックすることから始めてみてください。
また、単に時事問題の内容や重要語句・数値を暗記するだけではなく、「なぜこのような問題が起こったのか」、「なぜこのような制度ができたのか」等、背景についても関心を持って学習することをお勧めします。
時事問題の背景を知ることで、より一層知識が定着し、将来的には「作文試験」や「面接試験」等、人物試験にも必ず役に立ちます!
「政治・経済・社会(時事)」は、一からすべての分野を学習しようとすると、効率が悪くなってしまいますので、上記のように各科目の「頻出分野」を把握した上で、計画的に学習を進めていきましょう✍
また「政治・経済・社会(時事)」の学習分野には、皆さんが将来公務員として働く上で必ず知っておかなければいけない知識がたくさん含まれています。合格を勝ち取るまで学習を続けることは大変ですが、「この学習は、公務員として活躍するための第一歩だ!」と考え、前向きに頑張りましょう😄
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