東京アカデミー立川教室
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こんにちは、教員採用試験の予備校・東京アカデミー立川校の教員採用試験対策担当です。
2022年夏実施東京都教員採用試験の教養試験において、東京アカデミーの教材に掲載された問題から的中問題ありましたので、ご紹介いたします。
的中問題その1はこちらから
的中問題その2はこちらから
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的中問題その4はこちらから
12 次の記述ア・イは、学習指導法に関するものである。また、下のA~Cは、学習指導法の名称である。ア・イと、A~Cとの組合せとして適切なものは、下の1 ~ 5 のうちのどれか。
ア グループ学習と討議学習を組み合わせた学習の方法で、少人数のグループの中で自由に意見交換させた上で、その結果を学級全体で発表したり議論したりする方法である。この学習指導法は塩田芳久を中心に理論化された。
イ 協同学習の一つで、学習内容を分割し、それぞれグループに分かれてその内容に習熟した後、各グループから一人ずつで構成するグループを作り、学んだことをお互いが教え合うことで学習を進めていく方法である。この学習指導法はアロンソンが考案した。
A ジグソー学習
B バズ学習
C プログラム学習
1 ア-A イ-B
2 ア-A イ-C
3 ア-B イ-A
4 ア-B イ-C
5 ア-C イ-A
次のA 〜F の説明に合う学習方法を後から選べ。
A.統一的な知識を習得するために,学習者に未知の関係や法則の思考過程をたどる体験をさせる学習方法。アメリカのブルーナーの提唱による。
B.小集団による学習方法の一つ。約6 人ずつのグループに学級を分け,全体討論とグループ討論を相互に繰り返し,各々が自由に意見を述べ合うという方法をとる。
C.複数の教師が協力し合い,役割を分担しながら1 学級あるいは数学級の指導を行う学習方法。
D.学習集団をいくつかのグループに分け,そのグループの各成員で課題を分担し,同じ課題を担当する子ども同士によるグループを作って学習した後,その学習成果を最初のグループに持ち帰り,お互いに教え合うという方法をとる。
E.細かい目標の提示,積極的反応の要求,即時的な確認,修正などの特徴をもち,学習目標の到達を個別学習により図ることを目指す。
F.授業の単位時間を固定するのではなく,10 〜15 分程度の最小単位時間の組み合わせで時間割を作成する。
ア.TT イ.プログラム学習 ウ.ジグソー学習 エ.発見学習 オ.モジュール学習 カ.バズ学習
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教育方法の名称とその内容を照合する問題。近年、東京都では、5段階教授法、問題解決学習、発見学習、ウィネトカ・プラン、プロジェクト・メソッドなどが取り上げられたことがあります。各教育方法の概要、キーワード、提唱者を整理しておきたいですね。
なお、本試験の正答は3、オープンセサミ参考書・確認問題の正答はA.エ、B.カ、C.ア、D.ウ、E.イ、F.オとなります。
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