東京アカデミー高松校
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みなさんこんにちは!
公務員試験の予備校、東京アカデミー高松校です。
12月に入り、高校2年生の方は進路を考える時期ですね。
進学や就職、選択肢が多く、進路に迷われている方も多いと思います。
今回は、その選択肢の一つとして「公務員」というお仕事についてご紹介します。
公務員の魅力は何といっても、そのお仕事内容です。民間企業は利潤を追求し、社員は会社の業績向上を目的とするのに対し、公務員は社会全体の奉仕者として公共の利益を目的とします。つまり、民間では最終的にどれだけ売上を伸ばしたのかが評価の対象であり、個人の満足度・達成感となるのですが、公務員は予算という制限の中、良心的な立場からいかに国民・住民・のために貢献できたかということに喜びや満足を見い出すという職業になります。
また、公務員の仕事は地域の住民生活や産業に密着した業務から、長期的なしいぇに立った国家規模の仕事まで幅広く多岐にわたっており、各個人の能力、適性が活かされる職場です。急速に進んだ高齢社会、多種多様な国民生活、変化する国際情勢への対応など、行政に対する国民のニーズに応える公務員への期待は高く、やりがいのある仕事といえるでしょう。
新型コロナウイルス感染症などによる日本経済の落ち込み避けることはできませんでした。民間企業は景気による影響を受けざるを得ません。しかし、公務員の自治体・官公庁が景気に左右されることはありませんし、その身分・待遇は法律によって保障されています。景気の動向は手軽に変えられるものではないため、公務員こそ安心して仕事に打ち込むことができる職業であると言えるでしょう。
公務員の給与は民間給与との比較において、かけ離れたものとならないよう、国家公務員においては人事院勧告で、地方公務員においては人事委員会勧告で調整されています。従来、民間給与の引き上げに伴い、公務員給与も引き上げられてきました。近年は厳しい景気動向の下、民間企業においては様々な給与抑制の動きがあり、極端な場合は大幅な賃金カット等が行われている場合もありますが、公務員の給与については極端な措置が実施されることはありません。給与調整の基準となる民間企業の給与実態調査は一定規模以上の企業・事業所の多数について行われるためで、公務員給与はいわば「社会全体と連動」しているためです。また、定年後の退職金・再就職等においても民間企業に比べ優遇されており、民間企業の従業員に比べて確実な生涯設計を立てることのできる職業といえるでしょう。
プライベートも仕事も充実させたい方にとって、休暇は大切な要素です。公務員においては。完全週休二日制がほぼ100%実施されており、民間企業の完全週休二日制の適用を受ける労働者の割合60.7%(2021年/厚生労働省調査)を大きく上回っています。年次有給休暇も年間20日間与えられ、その平均使用日数も民間企業(平均10.1日)を超えています(地方公務員:平均11.7日、国家公務員:平均14.9日)。
さらに「病気休暇」「介護休暇」「特別休暇」「ドナー休暇」「ボランティア休暇」「夏期休暇」等があります。また、民間ではあまり見受けられない乳幼児の健診、予防接種、授業参観、家族看護、運転免許証の更新、長期勤続者の旅行、スクーリングといった休暇を認めている地方自治体もあります。
公務員は、採用・給与・昇進・職務あらゆる面で男女平等です。民間によくある「責任ある仕事を任せてもらえない」「給与体系が男性と違う」というようなことはなく、本人の実力次第で管理職への道も開かれています。また、女性に一生働きたいという気持ちがあっても、民間においては結婚退職が慣例というところも多く、「産休・育休」は形ばかりで、実際は退職せざるを得ないケースも多いようです。一方、公務員においては、産休(産前6週間・産後8週間)と育児休暇制度(子供が満3歳になるまで)があり、安心して結婚、出産することができます。さらに産休中は有給であり、育児休業中の共済掛金免除と育児休業手当の支給が認められ経済的にも優遇されています。また、仕事と家庭生活の両立支援のため女性にとっても、一生の仕事として選ぶべき魅力的な職業といえるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
「公務員」という職業は、職務の面でも待遇の面でもとても魅力のある職業だと言えます。
「公務員」って良いなと感じていただけましたら、ぜひ進路の選択肢に検討してみてください。
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