東京アカデミー東京校
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みなさん、こんにちは!公務員試験対策の予備校=東京アカデミー津田沼校の松尾です。みなさんは何か“推し”のモノや人などはおりますでしょうか。
ちなみに私は日向坂46を推しております(笑)。どの試験でも共通しますが、どこかで勉強ばかりではなく息抜きも大事です。推しがいることで少しでもストレス解消になるかと思います。
さて、毎週木曜日にお届けしております、大卒程度公務員試験の傾向と対策ですが、今回は「5月警察官試験に向けての筆記試験対策」についてご案内します。
5月警察官試験は多くの道府県で行われる大卒程度警察官試験の第1回目に当たる試験です。1回目という事もあって、採用数も多いものの、比例して受験者数も多く、教養試験において一定の点数を確保しないと次に進めない試験でもあります。
それではここからは、5月警察官試験で出題されやすい分野やポイントについてご紹介していきます。
・数的推理(4問)
過去5年間の分析において最頻出であるのが、「数と式の計算」となっています。これは7月実施の警察官試験でも同様です。また、これ以外でも「方程式・不等式」「割合・比」に関する問題も毎年出題されています。基本的な解法パターンを理解し、得点源にできるよう心掛けることが大事です。
・判断推理(5問)
「対応関係」からの出題が多いものの、「位置関係」に関しても比較的出題されています。判断推理の場合はこの2分野からの出題をしっかりと押さえることと同時に過去問演習を行う際には地方上級の過去問も類似問題として取り組んでみることをお勧めいたします。
なお、今年5月の警察官試験で実際に出題された問題(東京アカデミーによる聞き取り調査による)の解説を以前のブログで掲載しております。コチラも併せてご覧ください。
・空間把握(4問)
主に「平面図形」からの出題が多いものの、「立体構成」からの出題も目立ちます。空間把握を苦手とされる方もいらっしゃるかと思いますが、全体的なレベルは平易であることから、基本事項を押さえることで得点源につながるかと存じます。
・資料解釈(2問)
毎年「数表」「グラフ」それぞれから1問ずつ出題されています。過去問をベースに与えられた資料についてしっかりと読み込んで回答できるようにしておきましょう。
・文章理解(現代文3問、英文3問)
現代文においては「哲学・言語論」に関して、英文については、「人間」「科学・生態」からの出題が比較的多くなっています。現代文の出題形式としては、内容合致がほとんどですが、文章整序問題や空欄補充問題もあります。一方で英文については、内容や要旨を問う問題しか出題されておらず、比較的易しめの内容になっています。
・社会科学(政治4問、経済3問、社会3問)
政治においては日本国憲法の「基本的人権」に関する問題が頻出です。また5月試験・7月試験とも「国会・内閣・裁判所」のいずれかがほぼ1問出題されています。経済においては、国民所得の概念などから出題されていますが、万遍なく幅広く出題されていることから、基本的な問題を解くことが出来るよう心得ておきましょう。また社会では「人口問題」「国民生活全般」に関する出題が見受けられます。毎日のニュースなどに関心を持ち、気になるテーマがありましたら深堀りしていくことをおすすめいたします。
・人文科学(日本史2問、世界史3問、地理3問)
日本史であれば、昭和から現代にかけての出題が多い傾向にあります。各戦争などの概要なども触れておきましょう。世界史でも、第2次世界大戦以降の現代史が比較的多く出題されています。一方地理では、4年連続で日本に関する地理から出題されています。
・自然科学(数学1問、物理1問、化学2問、生物2問、地学1問)
自然科学は問題数からもお分かりになる通り、1問~2問と出題は少数です。そのため対策が後回しになりがちです。ただしその中でも得点源に結び付けやすいのが「生物」分野です。生物は化学や物理等と異なり、極端な難問が少なく暗記で対応できる科目でもあります。また5月警察官試験では2問出題ですので、ここを得点源にしておくと多少なりとも他の受験生と差をつけることが可能となります。参考になさってください。
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