東京アカデミー神戸校
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みなさん、こんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミーです。
今回は、「都道府県職員」の仕事内容と試験スケジュールを見ていきます。
一般的に市役所を含めての地方公務員としてイメージされる場合が多いですが、都道府県職員は、住民とのかかわりはあまり多くなく、国との調整役や市役所の取りまとめなどを行う業務に携わります。そのあたりの違いも含めて説明していきます。
仕事内容は幅広く、市町村の範囲を超える広域業務(総合開発計画、基幹道路・河川の整備、治山・治水事業、産業振興など)や都道府県で統一すべき業務(義務教育、社会福祉事務、各種許認可など)、そして市町村との連絡調整に関する業務などを担っています。
この役割分担のもと、県庁では行政課題に対応するための施策・事業等の企画立案、県の施策等の広報、県民からの相談対応、団体等に対する指導監督、法令等に基づく許認可、県税の賦課徴収などの業務のほか、予算決算、経理、庶務、人事労務など様々な業務を行います。
このように幅広い視野を持ち、どのような仕事にも対応できるゼネラリストであることに加えて、担当する職務については専門的な知識を持つスペシャリストとしての側面も求められます。
地方自治体では、予算を財政課に要求し、各議会で認められた予算の範囲内の仕事をします。
市役所と同じような内容の事業でも、県庁であればこれからの県全体の方向性を考えた汎用性の高い規模の大きな事業になります。
また、新たな事業を作ったり、国から依頼があるような大きな事業で市町村をまとめたりすることになるので、スケールの大きな仕事に魅力を感じる方はやりがいを感じられるでしょう。
一方で、事業計画の策定、予算・決算の書類作成などの事務作業や関係法令の理解については、市町村職員から質問を受ける立場になるため、県庁職員はより勉強が必要になります。
行政職として採用されると、採用後は2~4年ほどの周期で様々な課を異動することになります。市役所職員と比較すると異動の間隔は、若干短いようです。
人事異動で、様々な仕事につき幅広い経験をしながら視野を広げ、成長していくことになります。
配属先は、県庁各課や地域振興事務所、保健所、土木事務所などの出先機関になります。
広い県庁であれば、転勤を伴う場合は大変そうですが、婚姻や介護などの都合はある程度考慮されるので、理不尽な転勤は少ないです。
ただし、新しい課に異動すると、以前の課の知識はほとんど使えず一から勉強することになります。そのため県庁職員は、必然的に新たなことを学ぶ場面が多くなるでしょう。
今回は、大阪府と兵庫県を例として挙げます!
1次試験日:9月25日(日)
1次試験合格発表日:10月11日(火)
2次試験日:10月25日(火)~10月28日(金)
最終合格発表日:11月24日(木)
★1次試験内容
・教養試験
解答問題数:45問
試験時間:1時間50分
・作文試験
試験時間1時間
文字数:制限なし
★2次試験内容
・個別面接
対面により同日に2回実施
1次試験日:9月25日(日)
1次試験合格発表日:10月14日(金)
2次試験日:10月24日(月)~11月4日(金)
最終合格発表日:11月11日(金)
★1次試験内容
・教養試験
解答問題数:50問
試験時間:2時間
・論文試験
一般的な課題
試験時間1時間30分
文字数:1200字
・作文試験
受験者のこれまでの経験等に関する課題
試験時間1時間
文字数:800字
★2次試験内容
・個別面接
対面により同日に2回実施
・適性検査
都道府県採用試験は、1次試験が同じ日に実施されるため、基本的に併願が出来ません。
(1次試験が別日に実施される国家公務員や政令指定都市以外の市役所との併願はできます)
そのため、受験先を悩んでいる方も申込時までには、受験する都道府県を決めておく必要があります。
試験内容のより詳しい内容や筆記試験の対策方法は、今後のブログで取り上げていきますが、いち早く知りたいという方は、東京アカデミー各校で個別相談やイベントにご参加ください。
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次回は年内最後12/24(土)の更新です。市町村職員の仕事内容・試験日程ついて取り上げていきますので、お楽しみに!
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