教員採用試験実施日程の早期化？！（中央教育審議会：答申）

教員採用試験を目指しておられる皆さん。こんにちは、東京アカデミー青森校の佐井です。
12月19日（月）中央教育審議会より、以下の答申が出されました。

「令和の日本型学校教育」を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について～「新たな教師の学びの姿」の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成～（答申）

この中では、5つの改革事項が盛り込まれています。
１．「令和の日本型学校教育」を担う新たな教師像と教師に求められる資質能力
２．多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成
３．教員免許の在り方
４．教員養成大学・学部、教職大学院の在り方
５．教師を支える環境整備

どの内容も、教育現場の質をより向上させるものとして、受験生の皆様にとって期待したいものではないでしょうか。

また、教員採用試験突破を目指しておられる受験生のもっかの関心事は、
「2.多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成」の中に盛り込まれた
「教員採用選考試験の早期化・複線化を含めた多様な入職スケジュールに関し国・任命権者の連携により検討 」
ではないでしょうか。
　　

７月に１次試験、８月に２次試験、９～10月に合格発表・採用内定が一般的であった教員採用試験スケジュールが、
・民間企業の内々定解禁日（６月１日）までに、就職活動を事実上終了している学生も増加している
・国家公務員総合職春試験の実施時期の前倒しが検討されている　などにより
人材確保の観点から、前倒しでの実施に向けた具体的協議が進むものと思われます。

2024年夏以降の教員採用試験を目指されている方は、上記の方針を踏まえ、
１次試験の実施が早まることを想定し、早期の学習開始、早期の対策完成を目指しておくべきだと言えます。

なお、本答申の詳細は、文部科学省HPで確認してください。ここをクリックして移動できます。

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