東京アカデミー秋田校
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秋田県内看護学生の皆さん、国家試験担当の渡辺です。
今年もあと残すところわずかとなりました。
受験生の皆さんも国家試験の学習に力💪が入っているかと思います。
この時期になると受験生から、「計算問題」の対策のお問合せをいただく機会があります。
★過去5年間の計算問題を確認します。
第111回 出題数2問:必要薬液量計算、体重減少率計算
第110回 出題数1問:必要薬液量計算
第109回 出題数1問:滴下数計算
第108回 出題数1問:BMI計算
第107回 出題数2問:ボンベの残量計算、体重減少率計算
例年1~2問の出題ですが、国家試験では毎年1点~2点足りなく不合格になってしまう受験生も多くいます。
この1点~2点を確実にするためにも計算問題の対策にもしっかり着手しましょう。
計算問題は解き方を知っていれば確実に取れる問題です。
参考に昨年度、弊社で実施した模試の問題をご案内いたします。
●2021年第1回模試 正答率71.1%
Q. 5%A消毒液を用いて、医療器材消毒用の0.05%A消毒液を2,000mL作るために必要な5%A消毒液の量を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。
A.(作りたい量)×(作りたい濃度)÷(原液濃度)で求められる。
すなわち、2,000(mL)×0.05(%)÷5(%)=20(mL)となる。
●2021年第2回模試 正答率85.6%
Q. 点滴静脈内注射で600mL/5時間の指示があった。
一般用点滴セット(20滴/mL)を使用した場合、1分間の滴下数はどれか。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。
A.600mLを5時間(=300分)で滴下するため、1分当たりの薬液量は600÷300=2(mL)である。
一般用点滴セットは20滴が1mLであることから、1分間の滴下数は20×2=40(滴)となる。
★弊社の冬期集中講座でも計算問題を取り扱います。
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東京アカデミー秋田校 渡辺でした。