東京アカデミー広島校
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こんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミー広島校の山本です。
「IPEF」は令和4年9月に実施された高校卒程度の警視庁警察官採用試験で出題された用語です。
2023年度の大学卒程度試験でも出題される可能性は高いと思います。
IPEF(インド太平洋経済枠組み)は、Indo-Pacific Economic Frameworkの頭文字をとった経済連携の略称です。
2022年12月時点での参加国は、米国、日本、インド、ニュージーランド、韓国、シンガポール、タイ、ベトナム、ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、オーストラリア、フィジーの14カ国です。
IPEFは以下が『4つの柱』として主要なテーマとなっています。
1自由で公正な貿易
2強靭なサプライチェーンの構築
3クリーンエネルギー技術の開発と展開、
4租税回避および腐敗の抑制、公正な経済を促進するとした。
TPP、RCEPとの大きな違いはアメリカが主導しており、中国が参加していないことです。
同じく今年度出題されたクアッドとの関連性も高いなど、関連用語との関係も整理して覚えておくべき言葉です。
★東京アカデミー広島校の公務員通学講座ではこうした説明会情報や試験に狙われそうな時事問題を授業の前後にお知らせしていきます。