東京アカデミー名古屋校
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先日(2022年12月19日)、中央教育審議会は『令和の日本型学校教育』を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について~「新たな教師の学びの姿」の実現と、多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成~(答申)」を文部科学省に提出しました。
この答申には、教員採用試験の試験日を前倒しして実施する提案が盛り込まれています。
9月9日 | 文部科学省が令和4年度の公立学校教員採用選考試験の実施状況を公表→倍率低下の対応として「教員採用選考試験の早期化や複線化を含めた多様な入職スケジュールの検討および民間企業等に勤め、現在教職に就いていない者に対する入職支援や特別選考の実施等の取組を通じ、質の高い教師の確保に努めていく」 |
9月29日 | 文部科学大臣が、文部科学省と都道府県・政令市教育長とのオンライン会議において、早期化や複数回実施、通年採用等に向けて具体的に検討するための協議会を立ち上げたいと表明 |
10月3日 | 文部科学省が協議会を10月中に立ち上げると明らかに |
12月19日 | 答申を提出 |
早ければ、2024年試験からの導入を目指しているようです。
しかし、「試験問題はどうするのか」、「試験日は全国統一で実施するのか」、「自治体ごとに試験日を前倒しすると受験者確保が難しい」といった多くの意見が出ているそうです。
教員採用試験は都道府県・政令市ごとに問題を作成しているため、試験日の前倒し=問題作成のスケジュールも変更する必要があります。
また、試験日も基本的には近隣自治体は同じ日に試験を実施しているので、一つの自治体だけが独立日になると併願受験する人が増えてしまいます。受験者数は増加すると思いますが、結果的に採用を辞退する形となり、ふたを開けてみれば採用予定数を大幅に下回るということにもなるかもしれません。
国家公務員や地方公務員のように試験日・試験問題が同じなら簡単に前倒しできそうですが、、、現実は、かなり難しい道のりになりそうです。
当然ですが、試験日が早くなればそれだけ対策も早めにする必要があります。
基本的には受験年度の1年前頃(大学生なら3年制の夏休み前後)から少しずつ対策を始める方が多いです。これが大学3年生に上がる頃には対策を始めることになります。
しかし、専門試験や面接試験などは今までと同じ内容で試験があると思うので、焦ることはありません。
これからの教員採用試験は学校現場と同じように変動します。なので、常にアンテナを張り巡らせておきましょう。
4月2日(日)にM-1グランプリ王者の笑い飯「哲夫」氏をお招きして、
教育講演会を開催いたします。
実施校は東京アカデミー大阪校ですが、大阪校以外の東京アカデミー通学講座受講生並びに弊社主催の大学内出張講座受講生のみなさまはオンラインLIVE(ZOOM)配信で視聴できます。
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