東京アカデミー立川教室
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皆さんこんにちは!東京アカデミー大宮校の公務員担当です。
今回のブログでは、国家一般職での基礎能力試験対策についてご紹介します。
まず、試験の内訳についてですが、基礎能力試験では一般知能の占める割合が大きく、2022年度の出題科目内訳では以下のようになっています。
出題数40問:一般知能27問 一般知識13問
つまり、一般知能問題が約7割を占めているため、合格最低ラインを60~70%としたとき、国家公務員一般職の教養(基礎能力)試験では公務員独自の問題である一般知能をどう攻略するかが合否のポイントとなります。
2022年度は現代文6問、英文5問と出題数が多く、出題形式としては現代文・英文も「内容合致・趣旨把握」がほとんどで「文章整序」「空欄補充」が1問ずつとなっております。
現代文を解くうえで必要なものは集中して文章を読む力をつけることで、日頃から新聞などに目を通し、文章の要点を意識して読み進める癖を付けましょう。
英文も長い文章に慣れる練習をして、わからない単語に直面した時に前後の内容から類推できるような力を付けましょう。
なお古文は過去5年間では1問も出ておりません。
数的推理は2022年度に5問出題されております。出題分野としては過去5年間で「場合の数・確率」は毎回の出題、「方程式・不等式」は5回中4回出題されておりますが、年度によっていろいろな分野が出題されます。
判断推理は2022年度に6問出題されております。出題分野としては過去5年間で「対応関係」「位置関係」は毎回の出題、「対応関係」「論理」は5回中4回出題されております。問題レベルや出題パターンは毎回ほぼ同じなので、過去問を中心に問題を解けるようにしましょう。
空間把握は2022年度に2問出題されております。出題分野としては年度ごとにばらつきがありますが、対策としては判断推理と同じように過去問を中心に解いていきましょう。
資料解釈は2022年度に3問出題されております。出題分野としては過去5年間で「数表」「グラフ」が毎回出題されております。「グラフ」では様々なタイプのグラフの読み方を習得し、「数表」では概算に慣れ、大雑把に大小関係を把握できるように練習を積みましょう。
2022年度は社会科学が3問、人文科学が4問、自然科学が3問出題されております。出題数的には少ないのでそれぞれの科目の優先度は低いですが、効率的に学習していき得点に繋げていきましょう。
また、「社会事情・時事」についても2022年度では3問出題されております。近年の科学技術・日本の教育・日本の社会の内容が出題されており、近年公務員試験における時事が重視されております。日頃からニュースを見たり、過去1年くらいに起こった社会情勢を確認したりしておくなどして対策をしておきましょう。
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