東京アカデミー大阪校
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新年あけましておめでとうございます。
こんにちは、社会福祉士国家試験対策 担当岡山です 🙂
みなさんお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。
しっかりと勉強できました?
できた人もできなかった人も、また今日から引き締めて頑張りましょう!!
第34回国家試験の高正答率問題のご紹介の続きです。
第34回の出題7問すべてが、正答率50%以上でした。
では、その中から2問をご紹介します。
問題1 3 8 次の記述のうち,2 0 1 9 年度(令和元年度)の児童相談所における児童虐待相談対応件数(「福祉行政報告例」(厚生労働省))について,最も適切なものを1 つ選びなさい。
1 虐待相談対応件数は,5 年前と比べて減少している。
2 心理的虐待は,5 年前と比べて減少している。
3 警察等からの虐待通告は,5 年前と比べて増加している。
4 相談種別で件数をみると,ネグレクトの割合が最も高い。
5 相談の経路(通告者)は,家族・親戚からの割合が最も高い。
正答は、3です(正答率73.5%)。
2 0 1 9 年度(令和元年度)の警察等からの虐待通告は,9 6 , 4 7 3 件,2 0 1 4 年度(平成2 6 年度)は2 9 , 1 7 2 件で,5 年前に比べて,約7 万件増加しています。
問題1 4 2 児童相談所の一時保護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
1 一時保護する場合には親権者の同意が必要である。
2 一時保護は児童相談所に設置されている一時保護所に限って行う。
3 親権者の意に反して2 か月を超える一時保護を実施するためには,児童福祉審議会の承認を得なければならない。
4 都道府県知事は,一時保護所の福祉サービス第三者評価を行わなければならない。
5 外出,通学,通信,面会に関する制限は,子どもの安全の確保が図られ,かつ一時保護の目的が達成できる範囲で必要最小限とする。
正答は、5です(正答率62.6%)。
間違えた方は、3・4の選択肢を選ばれた方が多かったです。
児童虐待については,児童福祉法,児童虐待防止法が根拠法になっているが,「児童相談所運営指針」や「一時保護ガイドライン」等の詳細も出題される傾向にあるので,これらの内容についてもよく把握しておきたいですね。
あなたは正答できましたでしょうか?