【教員採用試験】「『令和の日本型学校教育』を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について」の第Ⅱ部のポイント

東京アカデミー大阪校の教員採用試験担当です！
今年も皆様にとって有益な情報をお伝えしていきますので、よろしくお願いいたします！！

 

前回のブログでは、「『令和の日本型学校教育』を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について」の第Ⅰ部のポイントをまとめました。

今回は、「第Ⅱ部　各論」のポイントをお伝えしていきます！

 

第Ⅱ部　各論　1.「令和の日本型学校教育」を担う新たな教師像と教師に求められる資質能力

・「大臣指針」において、教師に共通的に求められる資質能力の柱を、下記の5項目に再整理

①教職に必要な素養
②学習指導
③生徒指導
④特別な配慮や支援を必要とする子供への対応
⑤ICTや情報・教育データの利活用

 

・理論と実践の往還を重視した教職課程への転換

「教育実習」等の在り方の見直し／「学校体験活動」の積極的な活用／特別支援教育の充実に資する「介護等の体験」の活用（特別支援学校・学級、通級指導など）　等

 

第Ⅱ部　各論　2. 多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成

・強みや専門性（データ活用、STEAM教育、障害児発達支援、日本語指導、心理、福祉、社会教育、語学力、グローバル感覚など）を身に付ける活動との両立のため、四年制大学において最短２年間で必要資格が得られる教職課程の特例的な開設・履修モデルの設定

・優れた人材を確保できる教員採用等の在り方の検討

教員採用選考試験の早期化・複線化の検討／特定の強みや専門性を有する者に対する特別採用選考試験等の実施

 

 第Ⅱ部　各論　3.教員免許の在り方

・審議まとめ（令和3年11月）において、教員免許更新制の発展的解消を提言。令和4年5月に教育職員免許法が改正され、7月1日より実施。

・小学校教諭と中学校教諭の両免併有の促進

 

第Ⅱ部　各論　5. 教師を支える環境整備

• 多様な働き方等教師を支える環境整備

失効・休眠免許保持者の円滑な入職の促進／働き方改革の一層の推進

 

大事な点のみをピックアップしてお伝えしました！

特に、「新たな教師像と教師に求められる資質能力」は面接でアピールすべき能力と繋がってくるので、しっかり確認しておきましょう♪