東京アカデミー仙台校
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こんにちは
教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー仙台校の工藤です。
12月28日に文部科学省で公開された高等学校教育の在り方ワーキンググループ(第2回)議事録について紹介します。
議事録はコチラ、配布資料はコチラ
本ワーキンググループでは、少子化が加速する地域における高校教育の在り方
具体的には、公立高等学校の立地割合、小規模校のメリットと課題、高校魅力化構想について触れられていました。
現状では、高校教育は都道府県に委ねられており多様性に富んでいる一方で、地域格差が大きく市町村に公立の高等学校が存在しない地域もあります。
また、全体の傾向として、公立の高等学校の学級規模は徐々に縮小傾向にあり、小規模の学校をなくすことに限界が近づいてきているという状況にあります。
これらの解決策として提案された取組の1つが、高校の魅力化です。
具体例として、農業高校と動物園とのコラボや、遠隔教育の活用などが挙げられていました。
まだ構想段階の取組もありますが、特色ある学びが体制的に出来上がれば、全国募集が可能となるかもしれません。
また、この学校で学んだ生徒が将来、地元へ帰ってくるような、人材が環流するような魅力ある学校づくりを行うことで、
教育の側面から地域活性につながる取組が可能となります。
生徒指導提要にも記載がありましたが、以前より家庭や地域の参画が進められております。
実際に仙台市でも、学校が地域と連携して教育活動を行うために何が必要かについて、討論テーマとして課されておりました。
今回の内容を通して
自分が取り組みたい教育、校種間や地域との協力について考えを深めるきっかけになればと存じます。
フリーコール:0120-220-731
工藤①