東京アカデミー長崎校
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こんにちは。
公務員試験対策予備校、東京アカデミー長崎校の公務員担当です。
本日は2022年12月に成立した嫡出推定見直しの改正民法をご紹介します。
※この民法は2024年夏頃までの施行予定となっています。
施行までは現民法での内容で、筆記試験は出題されますのでご注意ください。
現在の民法では「離婚後300日以内に生まれた子の父は前夫」と嫡出推定の規定がされております。
今回成立した改正民法の中では、再婚後に生まれた場合の父は現夫とすると例外規定が設けられました。
合わせて、離婚後100日間は女性の再婚を禁じていた規定を廃止。
「親は監護・教育に必要な範囲内で子を懲戒できる」という懲戒権の規定が削除されました。
これらは無戸籍問題や、児童虐待の正当化の防止のために改正されております。
上述の通り、施行までは現民法の内容で筆記試験は出題されますが、
このような動きがあるということは、押さえておく必要があります。
面接試験の際に聞かれても問題がないように、しっかりと内容の把握をしておきましょう!