東京アカデミー秋田校
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こんにちは、東京アカデミー東北の伊藤憲司です。
秋田県教員採用試験の合格に向けて勉強を進めておられる皆さん、同ブログでお届けしている「過去問から学ぶ」の第3回目です。
受験先自治体の過去問題をまずは確認し周辺知識を理解しておくことは、合格に向け最低限やるべき学習法だと言えます。
まだ、秋田県の過去問を5年間分前後マスターできていない方は、同ブログも材料の1つとしてください。
秋田県の過去問題が制覇できたら、他の自治体の過去問での補強です。秋田県の試験問題は、比較的レベルが高いと言われていますので、同じように難易度の高い自治体の過去問で補強しましょう。
例として挙げるならば、東京都(一般教養の出題はありません)や奈良県(一般教養は時事問題のみ)などは、参考にできると思います。
(過去問から学ぶ:令和4年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験:総合教養時事問題から)
問)次の( )にあてはまる語をしたの①~⑤から一つ選べ。
2021年4月、男子ゴルフの海外メジャー大会、マスターズ・トーナメントで日本人選手として初めて優勝した松山英樹選手に対し、その功績をたたえ( )が贈られた。
①国民栄誉賞 ②内閣スポーツ功労賞 ③内閣総理大臣顕彰 ④日本プロスポーツ賞 ⑤紫綬褒章
正解は「3」ですが、この問題で周辺知識をまとめる学習とは、
1.内閣総理大臣顕彰を受賞した方は、過去何人で誰が何で受賞したかの確認
2.国民栄誉賞も同様に確認したい、よく出題されるテーマです。
3.紫綬褒章は、教員採用試験ではあまり見かけないテーマですが、秋田県出身者に限ったら、確認しておく価値はあるかもしれません。
それでは、内閣総理大臣顕彰の過去の受賞者を確認しましょう。
※内閣府HPの「内閣総理大臣顕彰」歴代受賞者によると(同サイトへはこちらをクリック)。
・歴代受賞者 個人34人 団体16団体 (令和3年4月更新)
・最も最近の受賞者の方から何人かさかのぼってみると、
R3.4.30 プロゴルファー 松山英樹 マスターズ優勝の功績
R2.12.17 はやぶさ2プロジェクトチーム 宇宙探査での数々の世界初の偉業達成
H29.8.4 レーシングドライバー 佐藤琢磨 日本人初のインディ500の優勝
H28.6.16 囲碁棋士 井山裕太 囲碁界初の七冠制覇
H22.4.26 大相撲力士 古賀博之(大関 魁皇) 幕内在位百場所などを達成した功
H21.11.25 宇宙飛行士 若田光一 国際宇宙ステーション長期滞在任務遂行の功
・・・・・(これ以前の方についても、皆さんで上記HPを確認してください)
もちろんのことですが、どの方も、日本人初、世界初など、素晴らしい功績を上げられた方ばかりですね。
国民栄誉賞もよく出ますが、
子どもたちにも話してあげたいテーマですね。子どもたちに勇気を与え、小さなことでも目標達成に向けて頑張ろうという気持ちにさせられる話題ですね。
もし、2023年度以降、受賞される方があれば、出題の可能性はグッと上がります。
過去問から学ぶ! 内閣総理大臣顕彰の受賞者、個人34人、団体16団体の計50を一通り確認し、選べるようにしておこう。
(合格に向けたお知らせ)
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講座の詳細は、こちらで確認できます。