東京アカデミー横浜校
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みなさん、こんにちは✨
東京アカデミー横浜校 教員採用試験対策担当です。
連載を見てくださっている方、いつもありがとうございます💗
本日は、人物試験の勉強法をご案内していきます👀
平田 直矢さん
神奈川県・中学国語(現役合格)
◆模擬授業◆
模擬授業は、まずは教材を決めることから始めました。
その際、適当に選ぶのではなく、自分が一番自信ある内容を選びました。
また、実際の授業を想定し、どのような実態の子ども達に向けて授業をするのか明確に決めることが最も大切です。
それがぶれてしまうと、授業のめあてが定まらなくなり、面接官に「この授業は一体何ができればいいの?ゴールはどこ?」と思われてしまします。
大人の面接官に伝わらなければ、子ども達には伝わらないと判断されてしまします。
そのため、面白い授業を作ることよりも、実態とめあてを明確にした授業を作ることが大切です。
それに加え、子ども達が「面白い!学びたい!」と思えるような授業が作れたらなお良いです。
◆個人面接◆
面接で最も大切なことは、「自己分析」です。面接では「あなたはなぜ教員になりたいの?」「どんな学級を作っていきたい?」など、あなた本人にしか分からない、あなたの教育観が軸になる質問が大半を占めます。
そのため、自分の中で自分だけの教育観を持っていなければ何も始まりません。
そのため、まずは時間をかけてじっくりと自己分析をしました。
その後、各自治体が求める教師像を確認し、自分自身はそれに当てはまっているのか分析します。
また、各自治体が示している教育ビジョンなどは必読です。神奈川県でいえば、「かながわ教育ビジョン」です。(ひらがな表記なので注意です)
隅から隅まで読み込んで下さい。自治体がどのような教育に力を入れているのかすぐに分かります。ここまでが下準備です。
下準備ができたら、次は「話す・聞く」練習をしました。
東京アカデミーの講座で私も初めて知りましたが、面接では話すことよりも、聞くことが重要です。
面接官役を付けてもらい、しっかり目を合わせて、質問の内容をしっかり聞く練習をしました。
質問内容に正対していない回答をしたら、コミュニケーション能力が低いと判断されてしまします。
話す練習よりも聞く練習を多めに行うことをお勧めします。そして、話す時は必ず「結論」からはなすことを心掛けました。
結論だけで終わる場合と、結論+理由を話す場合とで分けて練習しておくと、本番で戸惑わず、自然な会話ができます。
◆論作文◆
私は、教採対策に一番時間をかけたのが、論作文でした。
論作文は、2次の中でも配点が少なく、蔑ろにしてしまう受験者が多いためか、本番で一番差が付きます。
そのため、私は、一つ一つ丁寧にそして、計画的に勉強しました。
まずは基本構成の理解、自治体の過去問を分析し、文字数や記述しなければならない内容を押さえました。
次に、記述の中身については、自分自身の教育観が柱になるため、自己分析を徹底的に行いました。
この自己分析は個人面接においても重要になるため、しっかり時間を割いてください。
自己分析のやり方としては、「なぜ教員になりたいのか」「どのような教員になりたいのか(どのような子どもを育てていきたいのか)」「そのための手立てを、教科指導、児童生徒指導の両面から言えるのか」を中心に考えました。最後に、課題内容に正対した記述をするための練習として、東京アカデミーの講座や添削などを利用したり、大学の教員に添削をお願いしたりして、とにかく沢山の論文を書きました。
私は2月から対策を始めて、試験本番までに70枚以上の論作文を書きました。
その際、添削と合わせて自分でも読みかえし、自分が納得できるかに視点をおいて考えました。
自分自身が納得できなければ、採点者は納得できません。論作文で徹底的に自分の教育観を煮詰めたことで、2次の面接は楽にこなすことができたと思います。
平田さんは、国語の先生ということもあり、論作文は人一倍頑張っていました📚
個人面接や模擬授業の配点よりも低いですが、自身の教育観をしっかり論述する必要があるので、書く練習はしておきましょう。
次回は、佐々木さんの対策法をお伝えします💗
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