東京アカデミー新潟校
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こんにちは、東京アカデミー新潟校大橋です。
先日、新聞記事で「ヤングケアラー」という言葉を聞いたことがない人が27.2%いることが分かった、との記事を読みました。
詳細はコチラの記事よりご確認ください。
「ヤングケアラー」認知進まず 3割「聞いたことない」(共同通信) - Yahoo!ニュース
年代別でみると「聞いたことがない」と答えた人の割合が最も低かったのは60代で22.6%、最も高かったのは20代で31.8%で、若い世代ほど認知度が低かったそうです。
このブログを読んでいる皆さんは、「ヤングケアラー」という言葉を聞いた事がありますか?
ヤングケアラーとは、法令上の定義はありませんが、本来大人が担うと想定されている家事や家族のお世話などを日常的に行っている子どものことです。
家族に代わって障がいや病気の家族、幼い兄弟のお世話をしている、日本語が第一言語でない家族や障がいのある家族のために通訳をしている、家計を支えるために労働をして障がいや病気の家族を助けている、などが例に挙げられます。
子どもでも、家族や幼い兄弟のお世話をしている、とだけ聞くと普通のこと・・と思ってしまうかもしれませんが、本来なら部活動、勉強、友人との時間や睡眠にあてられた時間と引き換えにお世話をしており、学業や就職などへ影響が出ている可能性があります。
例えば、学校では、遅刻・早退・欠席が増えるなどの影響が出る可能性があります。
ヤングケアラーについての詳細や実態調査については、以下より確認してみてください。
こどもがこどもでいられる街に。~ヤングケアラーを支える社会を目指して~ 【厚生労働省】 (mhlw.go.jp)
ヤングケアラーの実態に関する研究 報告書 (murc.jp)