東京アカデミー京都校
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皆さん、こんにちは😀 東京アカデミー京都校の公務員担当の春木です
前回は、数的推理の傾向と対策についてお話しました。
今回は、数的推理と同じく公務員試験の中で重要科目となる、「判断推理」の傾向と対策についてご紹介します👩🏫
判断推理は、公務員試験独特の科目です。種類としては、論理的な問題、文章条件から解を導く問題等があります。これらは、難しい特別な知識が必要というわけではなく、時間をかければ解ける問題です。試験本番では、いかに短時間で解くかがポイントとなるため、志望先の傾向を知り、対策をしましょう。
さて、前回のブログで教養試験の「数的推理」についてご案内させていただきましたが、本日は「判断推理」についてご案内したいと思います。
判断推理についても、一般知能において重要な位置を占めますが、苦手にする受験生がとても多い科目となります。
「判断推理」の分野ですが、順序関係、対応関係、集合、論理、位置関係などに大別されます。 「順序関係」「対応関係」「位置関係」「論理」の出題も比較的多いことから、様々な分野において万遍なく出題されているという点が特徴です。それではここからは、各試験で出やすい分野をご紹介しましょう。
単元別では、以下の通りです。判断推理は与えられた課題・条件から論理的に正解を推理・処理する科目で、パズルを解くような発想が求められる場合もあります。ただ、実際には、ヒラメキよりも、各単元の典型問題とその解法を学び、類題をたくさん解いてトレーニングを積むことが大切で、訓練次第で得点源にできます。
〇国家一般職・税務職員…5問出題
「順序関係」「対応関係」「倫理」が頻出分野で、2022年の試験でも出題されています。また、2022年の試験では出題されていませんでしたが、「位置関係」も頻出分野となっています。国家一般職・税務職員受験希望の方は確実にしておきましょう。
〇地方初級(9月第3週実施分)…4問出題
「対応関係」が最頻出分野で、毎年1・2 問出題されています。2022年試験でも同様に、「対応関係」から出題されました。
〇地方初級…9月第4週実施分…5問出題
「位置関係」が頻出分野で、毎年1~3 問出題されています。2022年試験でも「位置関係」から出題されました。
〇裁判所職員一般職…5問出題
「対応関係」と「順序関係」が最頻出分野で、毎年1 問出題されています。2022年試験でも「対応関係」と「順序関係」から1問ずつ出題されました。
〇海上保安学校…4問出題
「対応関係」と「位置関係」が頻出分野で、毎年各1・2 問出題されています。「順序関係」「論理」も比較的多く出題されています。
〇警視庁警察官…5問出題
「対応関係」が最頻出分野で、5 年間で7問と最も多くなっています。「順序関係」と「位置関係」も比較的多く出題されています。
〇東京消防庁消防官…4問出題
「論理」が5 年間で4 問と最も多くなっているものの、出題の偏りは少ないと言えます。
最後に判断推理全体の対策としましては、頻出分野を中心にしながらも、基本の解法パターンを一通りマスターしておくことをお勧めいたします。問題演習では、タイプ別による文章条件の整理の方法(表、数直線、図その他)のパターンをつかみ、どのタイプにどの解法を使えばよいか、即座に判断できるようにしておくとよいでしょう。
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