東京アカデミー青森校
ブログ
GIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議（審議経過）
こんにちは。教員採用試験対策予備校＝東京アカデミーでの教員採用担当です。
本日（1/20）にGIGAスクール構想の下での校務の情報化の在り方に関する専門家会議（第10回）が開催されます。
会議資料がアップされていましたのでお知らせします。
GIGAスクール構想の下での校務の情報化について（最終まとめ）【素案】
GIGAスクール時代の中、学習系と校務系ネットワークが分離されている場合、円滑なデータのやり取りができないことや、自宅（テレワーク）や出張先での校務処理ができず、ワークライフバランスの改善が困難など、教育DXや働き方改革の流れに適合しなくなっている等様々な課題が指摘されております。
※DXとは、デジタルトランスフォーメーション（Digital Transformation）の略で、これまでアナログで行っていた校務をデジタルに換えることで校務を省力化すること。
資料の中から、「３．次世代の校務DXのイメージ （4）データ連携基盤（ダッシュボード）の創出について」について取り上げてみます。
学校教育分野においては、一部の校務支援システムにおいて、
・児童生徒一人ひとりのデータを一画面に統合して可視化する個人単位のダッシュボードや、
・学級ごとの児童生徒全員のデータを統合して可視化することにより、学級単位の傾向を掴む学級ダッシュボードが実装されている。
しかし、これらは校務支援システムに集まる校務系データを対象とするものであり、各種デジタル教材等から生成される学習系データと連携可能なものは現状存在しない。
その一方で、
・学校の様々なデータを統合して可視化し、学校経営判断に活用する学校ダッシュボードや、
・教育委員会向けに設置校全体のデータを見渡し、学校経営指導や適切な資源配分に活用する教育委員会ダッシュボード
は現状存在しない。と記載されています。
民間企業で広く活用されているダッシュボード（クラウド上やサーバ上に存在する様々なデータを自動的に収集、分析、加工して簡潔にまとめ、集計値や表、グラフなどで視覚的に分かりやすく一覧化した画面のこと）の必要性が謳われています。
その他にも、GIGAスクール構想が進んでいる中での課題や、今後どのように校務DXを進めていく計画なのかなど、口述試験等の参考になる部分もありますので、一度内容を見ておくとよいかもしれません。
今後の模試のお知らせ
オンライン（Zoom）講座受付中！
「オンライン（Zoom）講座」の詳細・お申し込みはこちら
通学講座4月生（人物対策）先行受付中！
「通学講座4月生」の詳細・お申し込みはこちら
模擬試験を受験しよう！
第2回全国公開模試 公開実施日 3月5日（日）
第3回全国公開模試 公開実施日 4月16日（日）
自治体別模試 公開実施日 5月14日（日）
「全国公開模試・自治体別模試」の詳細・お申し込みはこちら
◎通学講座生は模試が無料で受験できますので、別途申し込みは不要となります。重複してお申込みされないようご注意ください。
◎現在大学生の方は、在籍中の大学で弊社模試の大学団体実施が予定されていないか、お申し込みの前に必ずご確認ください。受験料が異なります。