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みなさん、こんにちは!公務員試験対策の予備校=東京アカデミー津田沼校の松尾です。
先週から2022年公務員試験に合格された方に合格記念品の配布を行わせていただいております。このブログをご覧の皆様はその様子が当ブログへ随時アップされるかと思います。ぜひ喜びの声をご覧ください。
さて、毎週木曜日にお届けしております、大卒公務員試験の傾向と対策ですが、今回は「財務専門官の専門試験対策」についてご案内します。
財務専門官試験は国税専門官試験と同日に行われるため、どちらを選択するか迷われる方も多いかと存じます。
しかし専門試験の選択問題のコツを掴めば、財務専門官か国税専門官、どちらを受験するかの選択肢が広がるかと思います。
それではここからは、出題されやすいポイント等についてご紹介していきます。
【必須問題】
全員解答の必須問題については、憲法・行政法/経済学・財政学・経済事情からの出題となっております。問題数も各14問ずつ、計28問と各科目とも問題量も多いです。一方で、国家一般職の専門試験では選択問題にあたることや、地方公務員志望の方は必ず学習する科目にあたりますので、対策が立てやすい科目になるかと存じます。レベルとしても国家一般職を基準として学習していけば、難易度は標準的です。過去問に照らして、頻出問題を理解し、得点源にできるよう心掛けることが大事です。
【選択問題】
一方で選択問題は、民法・商法、統計学、政治学・社会学、会計学(簿記含む)、経営学、英語、情報数学、情報工学の8科目から2科目を選択して解答する形式です。財務専門官以外の行政系職種を併願予定の方は、民法・商法や政治学・社会学などを選択される方もいらっしゃるかと存じますが、必ずしもその通りにする必要性はありません。ご自身の専門が理系という方は、情報数学や情報工学といった科目を選択いただいても構いませんし、英語が得意!という方は英語と他の科目、といった形で選択の幅があるのは国家一般職と同じです。
しかし、選択科目である「商法」や「会計学」は国税専門官以外(※会計学は東京都Ⅰ類の専門記述でも選択科目に当たります)、「統計学」は他の受験先では出題されないため,独自の対策が不可欠です。「情報数学」「情報工学」などは,出題傾向が定番化し,比較的対策しやすいものとなっています。まずは薄めの参考書からマスターし、その後過去問を解く学習法を行っていただくとより効率よく学習が進みます。できるだけ早めに過去問演習の時間を学習計画の中に加えて励行することをおすすめします。
東京アカデミー関東各校では、2023年実施の大卒程度公務員試験をご受験予定の皆様向けに通学講座を順次開講しております。
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