東京アカデミー京都校
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みなさん、こんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミーです。
今回は公務員試験の難易度を表す倍率を確認していきたいと思います。
国家一般職と近畿圏の主要自治体の高卒枠の行政職採用試験の倍率から高卒公務員の現状をみていきます。
【国家公務員】
|
受験者数 |
一次 合格者数 |
最終 合格者数 |
1次試験倍率 |
最終試験倍率 |
一般職事務(近畿) |
484 |
180 |
144 |
2.7倍 |
3.4倍 |
【都道府県 高卒程度】
自治体 |
受験者数 |
一次合格者数 |
最終合格者数 |
1次試験倍率 |
最終試験倍率 |
大阪府 |
241 |
112 |
72 |
2.2倍 |
3.3倍 |
兵庫県 |
79 |
- |
15 |
- |
5.3倍 |
京都府 |
22 |
16 |
10 |
1.4倍 |
2.2倍 |
滋賀県 |
19 |
15 |
3 |
1.3倍 |
6.3倍 |
奈良県 |
17 |
8 |
3 |
2.1倍 |
5.7倍 |
和歌山県 |
23 |
11 |
2 |
2.1倍 |
11.5倍 |
【県庁所在地 市役所】
自治体 |
受験者数 |
一次合格者数 |
最終合格者数 |
1次試験倍率 |
最終試験倍率 |
大阪市 |
182 |
67 |
53 |
2.7倍 |
3.4倍 |
神戸市 |
19 |
5 |
1 |
3.8倍 |
19倍 |
京都市 |
26 |
9 |
7 |
2.9倍 |
3.7倍 |
大津市 |
募集無し |
||||
奈良市 |
9 |
6 |
0 |
1.5倍 |
- |
和歌山市 |
46 |
12 |
3 |
3.8倍 |
15.3倍 |
国家一般職、都道府県、市役所を比較してみましたが、どうでしょうか。
一般的に筆記試験の難易度も高く、難しいイメージのある国家一般職試験も、倍率だけで比較するとそこまで高いほうではありません。また採用人数の多い大阪府、大阪市や京都府、京都市など、いずれも倍率が4.0倍を下回っています。
一方で採用人数が3人以下など、少なくなればなるほど倍率が上がっていることも分かるかと思います。この傾向は、表に掲載していない市町村の採用試験でも当てはまります。
また最近では、SPI・SCOA試験の導入や異動の少ない市町村志望者が多くなっている影響もあり、市役所試験では倍率が10~50倍ほどになることも珍しくありません。
上記のようなことを踏まえても、公務員試験で最終合格を目指すには、複数の試験を併願するという選択をすることが、必要といえるでしょう。また市役所志望という方も、本命の役所1つだけではなく、国家公務員試験を含む複数の試験を併願して、合格確率を上げていきましょう。
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