東京アカデミー福岡校
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こんにちは。東京アカデミーの大卒程度公務員担当です。昨日2/5(日)は、公務員共通確認模試でしたね。受験された皆様大変お疲れ様でした。試験結果に一喜一憂せず、復習等をしっかり行いましょう。
さて、先週、2023年度 国家公務員試験の受験資格、試験日程等が発表されましたが、もう既にご確認された方も多いのではないでしょか。まだ、確認されていない方は、詳細は、人事院HP 国家公務員試験採用情報NAVI (こちら)をご確認くださいね(^^)/
試験詳細が発表されましたが、皆さんは受験先をもう決定しましたでしょうか?
本日のブログでは、先日発表された国家公務員試験の中でも、第1次試験日程:2023年6月4日(日)実施予定の国家専門職試験(国税専門官・財務専門官・労働基準監督官)について、お話ししていきます。
国税専門官、財務専門官、労働基準監督官、その他の法務省専門職員、航空管制官など国家専門職といわれる採用試験は、上記のように例年同日実施の1次試験日になっております。国税専門官や財務専門官、労働基準監督官のどれかを行政職の方では受験される方が多いですが、例年どの職種を受験するべきか悩む方が多いです。また、職種においては理系学部の方でも受験できる職種も一部ございますが、悩まれる方もいらっしゃると思います。受験先の選び方のポイントはどういった点があるでしょうか。
まずはもちろん仕事内容等で比較して決める方も多いですので、国税専門官、財務専門官、労働基準監督官の仕事内容について簡単にご紹介いたします。
★国税専門官の仕事内容
国税局や税務署において、税務のスペシャリストとして次の3つの業務を行います。
・国税調査官・・適正な申告が行われているかどうか納税申告における調査・検査・指導などを行う
・国税徴収官・・納税指導や定められた納期限までに納付されない税金の督促や滞納処分を行う
・国税査察官・・脱税者に対して捜査・強制調査等を行い、告発などの業務を行う
詳しい業務内容等に関しましては、国税庁HPに掲載されております、国税庁HP2023国税専門官採用案内パンフレットコチラをご確認ください。
尚、今年度から理系の学部の方向けの、国税専門Bの試験もございますので、詳細は国税庁HPコチラをご確認ください。
★財務専門官の仕事内容
財務局において、財政・金融のプロとして、国有財産の有効活用や財政投融資資金の供給などの財政に関する業務等を行います。業務内容詳細については、財務局ホームページの財務専門官採用案内HPパンフレットコチラをご確認ください。
★労働基準監督官の仕事内容
労働基準監督官は、労働基準法・労働安全衛生法などに基づいて、あらゆる職場などに立ち入り、労働条件の確保・向上、働く人の安全や健康の確保を図り、また、労災補償の業務等を行うことを任務とする厚生労働省の専門職員です。
労働基準監督官の詳しい仕事内容詳細については、厚生労働省HPのコチラをご確認ください。
合格したいということで、採用者数や受験倍率などから合格しやすい職種を選ぶのも、どの職種を受けるかのポイントになります。あくまで参考にはなりますが、採用人数でみると例年国税専門官が圧倒的に多く、倍率低下の傾向もありますので、チャンスかもしれません。
本命試験や併願先の選択として、国家専門職試験では、業務内容に合わせた科目が出題されますので、専門試験の出題内容は職種ごとに異なります。
例えば、国税専門官試験では、会計学が出題される点や、労働基準監督官Aの試験は、労働法の比率が高くなりますし、労働法の科目もしっかり対策を行いましょう。また、労働基準監督官Aの試験では、専門試験(記述)で労働法と労働事情が出題されます。
尚、理系学部出身の方で、例年理系科目の労働基準監督官B試験がありますが、専門試験では選択問題出題数(解答数)38題の中では、工学に関する基礎(物理・化学など)の出題数は32題選択解答となっております。労働基準監督官Bを希望される方などで、工学の基礎に関する対策を行いたい!という方は、zoomのみで2/23実施予定の「工学の基礎」短期講習も好評受付中ですので、気になる方は詳細はコチラをご確認ください。
その他、試験内容等に関しましては、必ず受験案内をご確認の上、今後の公務員試験を受験されるにあたって、学習スケジュールを見直し、併願先も含めてどの試験を受験されるか、検討されてみてください。
尚、東京アカデミー通学部生の皆様には、チューター制度で2022年度試験に合格した先輩に質問ができる制度や、個別面談等を実施中です。何かわからない点などございましたら、一人で抱え込まずにお気軽にご質問ください!!