東京アカデミー難波教室
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みなさんこんにちは😃
とうとう2月になりました。国家試験まで残りわずか・・落ち着かない気分の方もいらっしゃると思いますが、今までの努力を思いだし、最後の見直しに力を注ぎましょう。
それでは、本日の問題となります👇
【問題】 A さん( 30 歳、経産婦)は現在分娩開始から3 時間が経過しており、陣痛間欠2 分、
発作50 秒、子宮口は7 cm 開大、未破水である。A さんへの看護で適切なのはどれか。2 つ選べ。
1 .短速呼吸を勧める。
2 .シャワー浴を行う。
3 .消化の良い食べ物や水分を摂らせる。
4 .分娩第2 期である。
5 .分娩室へ入室させる。
👇正解は…
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【正答】3、5です。
【解説】
1 .× 子宮口が全開大するまでは努責を加えさせない。力を抜く呼吸が望ましく、あえぎ呼吸が適切である。短速呼吸は、会陰裂傷を防止するための呼吸法であり、分娩第2 期の発露(陣痛間欠時にも児頭が陰裂間に露出して後退しなくなった状態)になってから開始する。
2 .× 経産婦は分娩の進行が速い。またA さんはすでに子宮口が7 cm 開大していることから、子宮口全開大までの時間は1 時間程度と予測される。現時点でシャワー浴は墜落分娩となる危険性があり、適切ではない。
3 .○ 第1期では体力温存のため、可能な範囲で食事を摂らせてよい。特に水分は十分に摂取させる。
4 .× 分娩第1 期である。
5 .○ 通常、経産婦は子宮口7 〜 8 cm 開大時に分娩室へ入室となる。
いかがでしたか。「母性看護学」は苦手とする受験生の多い科目です。また解答を2つ選択する問題も受験生を悩ませる選択肢が多いのでとりあげてみました。解説をしっかり確認してみてくださいね。
さて、今年も第112回看護師国家試験終了後、東京アカデミーHP上で、自己採点会を実施します。
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※学校団体で参加される方は、学校の指示に従ってご参加くださいませ。