【公務員高卒】2023年度出題予想・リズ・トラス首相辞任と英国政治

こんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミー広島校の山本です。

 2022年7月、2019年から英国首相を務めていたボリス・ジョンソンは、スキャンダルが相次ぎ辞任を表明しました。それに伴い保守党党首選挙が実施され、2022年9月、リズ・トラス首相が誕生しました。

 イギリスの首相としては、マーガレット・サッチャー、テリーザ・メイに続き3人目の女性です。しかし僅か数十日で辞任に追い込まれました。

 大型減税政策を掲げるも、それにより経済的な混乱を招いたことが主な原因とされています。現在はその後任として、リシ・スナクが首相を務めています。

 英国において、首相は下院(庶民院)の第一党の党首が国王に任命されます。英国には様々な政党がありますが、基本的に保守党と労働党の2大政党制です。

 前回2019年の総選挙ではEU離脱が主な争点になり、EU離脱を主張する保守党が勝利しました。下院議員の任期は、解散もありますが基本的に5年です。

 この他にも王室の役割やスコットランド独立運動など英国の政治に関しては、試験で出題される可能性のあるポイントがいくつもあるので要復習です。

広島校ではこのような試験で出題されるかもしれない最新時事情報を教室で紹介しています。