東京アカデミー難波教室
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こんにちは、東京アカデミー難波校の吉田です。
みなさんこんにちは☺
2022年5月から始まった「BLOG de 国試対策」もいよいよ 最終回!
最後のテーマは、「健康支援と社会保障制度」です。
ではさっそく参りましょう。
「地域包括ケアシステム」についての過去問題です。
【第106回 午後問題№58】 地域包括ケアシステムについて正しいのはどれか。
1 .都道府県を単位として構築することが想定されている。
2 .75 歳以上の人口が急増する地域に重点が置かれている。
3 .本人・家族の在宅生活の選択と心構えが前提条件とされている。
4 .地域特性にかかわらず同じサービスが受けられることを目指している。
👇正解は…
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【正答】3
【解説】
1 . × 市町村・都道府県を単位として構築する。
2 .4 .× 地域包括ケアシステムは、75 歳以上の人口が急増する都市部や人口が減少していく町村部
に地域差が生じているが、地域の自主性や主体性を基本に地域の特性に応じて作りあげていくものである。同じサービスが受けられることを目指してはいない。
3 .○ 地域包括ケアシステムは、すまいとすまい方、生活支援・福祉サービス、介護(・リハビリ
テーション)、医療(・看護)、予防(・保健)、本人・家族の選択と心構えの要素がある。
新出題基準でも「在宅看護論/地域・在宅看護論」の大項目9に「地域包括ケアシステムにおける在宅看護」という新しい項目が追加されています。
中項目まで見てみると、「A.地域包括ケアシステムの概要」「B.地域包括ケアシステムにおける看護職の役割」とありますね。
このことからも、「地域包括ケアシステム」の理解、見直しをしっかりして本試験に備えていただきたいと思います。
いよいよ、今週の日曜日は本試験日を迎えます。皆様のご健闘を心より祈念しております。
最後になりますが、今年も第112回看護師国家試験終了後、東京アカデミーHP上で、自己採点会を実施します。
事前申込みは不要ですので、ぜひご参加ください!
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