東京アカデミー京都校
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こんにちは、公務員試験の予備校 東京アカデミー京都校 公務員担当です。
様々な分野にデジタル技術の組み込みを行い、広範囲にわたる地方の社会課題をデジタルの力を活用して解決していくことを目指す「デジタル田園都市国家構想」。その総合戦略が昨年12月に発表されました。
重要目標として「27年度に東京圏から地方への移住者を年間1万人」「地方での起業を27年度に約千件」などが掲げられ、地方における人口や雇用の減少など、喫緊の課題をデジタルの力で解決する。「地方創生」の加速化を目指すこちらの戦略は、公務員志望者、特に地方公務員志望者は理解を深める必要があります。解決すべき社会課題別に3回に分けてご紹介します。
地方のイノベーションを生む多様な人材・知・産業の集積を促し、主体的に稼ぐ地域を作り出すことを目指す取り組みです。
スタートアップ・エコシステムの確立
ベンチャー投資や社会的投資の拡充・強化、大学・高専等との連携等を推進します。
⇒大学などでは質の高い研究が行われ新しい技術が生まれているが、海外企業が実用化させイノベーションを先導しているのが現状。優秀な人材が地域に根差し起業や新規事業を立ち上げ、成長企業を増やすことを目指しています。
中小企業等のDXの伴走型支援、キャッシュレス決済、シェアリングエコノミー(スキル・空き時間・空きスペース・使っていないものなどを活用すること)等を推進します。
⇒労働生産性が低く、事業規模の縮小が続く中小・中堅企業が、デジタル化を通じて生産性の向上や新たな価値を生み出すことを目指しています。
農業機械等の遠隔操作、農作業の軽労化、食品産業との連携強化等を推進します。
⇒農業の6次産業化を促進し、儲かる農業を目指す取り組みとも関連しています。
観光アプリの活用、決済データを活用したマーケティングへの支援等を推進します。
⇒旅行者の利便性向上や、観光産業の生産性向上を図り、特定の観光地に留まらない広域での活性化を図る。
地方大学を核とした産官学連携、オープンイノベーションの促進等を推進します。
⇒地方それぞれの地域色を出したイノベーション拠点を、地方大学を拠点に創出することを目指しています。
大阪府内の自治体は「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて積極的に動いています。下記をチェックし取り組みを確認しましょう!
AI、IoTなどの先進技術や大胆な規制改革により都市機能やサービスを効率化・高度化し、快適性や利便性を含めた新たな価値を創出する都市や地域。
大阪府は、大阪市と協力しスーパーシティの実現を目指すため、大阪スーパーシティ全体計画を策定しています。
SDGsの理念に沿った経済・社会・環境の三側面を統合した取組を進めることにより、地方創生に取り組む都市や地域。国は2018年度から毎年30都市程度の都市を選定。
2022年度関西エリアからは、大阪府阪南市、兵庫県加西市・多可町、和歌山県田辺市が選定されています。
次回は社会的課題解決②「人の流れをつくる」をご紹介します!
~東京アカデミーからの案内~
★2023年受験対策 通学講座夜日部(2月生):2/15(水)よりスタート
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多数の省庁(国家公務員)や県庁、市役所の採用担当者の方をお招きする、オンライン形式の合同採用説明会です。
さらに、今回は昨年までの説明会にプラスし、2つのことを実施します!
①現役職員と東アカスタッフによる対談形式による質疑応答!(受験生からは聞きにくいことも聞いちゃいます(*'ω'*))
②大学1,2年生を対象とした試験の説明・今から始められる対策方法についてのガイダンス!
大学生の方や今後、公務員試験の受験を考えている方は、試験対策や官庁自治体の情報を知ることが出来るチャンスです!