東京アカデミー立川教室
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こんにちは。公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの松尾でございます。
私の推しである“日向坂46”のコンサートが4月にあるのですが、ファンクラブ選考抽選が先日あり、初めて当選しました!おそらく相当な倍率だったかと思うのですが、無事にチケットが取れたので、その日は楽しんでいきたいと思います(笑)
さて、毎週月曜日にご紹介しております、高卒・短大卒程度公務員試験の傾向と対策でございますが、今回は都合により木曜日に配信しております。
本日は一般知識分野・人文科学のうち「日本史」の傾向と対策についてのご紹介です。
日本史は高校まで学習する科目の中では、地理・歴史に当たりますので、一見しますと、これまで取り上げた社会科学(政治・経済・社会)の分類のように見えますが、本試験では「人文科学」という位置づけに当たります。
日本史は、科目の特性上ポイントを絞らないと多くの事項を暗記しなければならなくなるため、時代を追いながら要点整理していくことが肝要です。出題が多い時代や内容を中心に、効率的に学習を進めていきましょう。
◇国家一般職…1問出題。
主に近・現代の社会と文化から出題されています。なお2022年については「我が国の文化」という形で寺社・仏閣などの有名な箇所の歴史や人物名などに関する出題もありました。
◆地方初級…9月第3週実施分、第4週実施分ともに2問出題。
国家一般職と同じく、「近・現代の社会と文化」から1問ずつ出題されています。また9月第3週実施分については、「近世(江戸時代以降)」、9月第4週実施分では、「鎌倉時代」からの出題もありました。昨年(2022年)のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」でしたので、視聴していた方にとってはサービス問題だったかもしれません。
◇裁判所職員一般職…2問出題
地方初級9月第4週実施分と同じく、「近・現代の社会と文化」と「鎌倉時代」からの出題となりました。
◆海上保安学校…1問出題
「近世の社会と文化」から出題されました。江戸幕府の政策に関して細かく出題されました。
◇警視庁警察官…2問出題。
2022年試験では、「近・現代の社会と文化」と「原始・古代の社会と文化」からの出題となりました。警視庁警察官は2020年試験でも「原始・古代」からの出題が見られました。他の試験と異なり、「律令国家の形成」や「平安時代」といった出題も見受けられますので、最初に申し上げた通り、ポイントを絞って要点整理していくことが必要です。
◆東京消防庁消防官…2問出題。
2022年試験では、地方初級9月第3週実施分と同様に「近・現代の社会と文化」」と「近世の社会と文化」から1題ずつ出題されています。一方で2020年・2021年の過去2年間は警視庁警察官と同様に「原始・古代」からの出題もあります。警視庁と同様、範囲が広がりますので、ポイントを絞って整理して学習していきましょう。
最後に日本史のポイントですが、江戸・明治・大正時代が頻出分野に当たりますので、しっかりおさえておきましょう。武家社会については、主要な乱とその背景及び事件と政策について、特に江戸時代に実施された三大改革は頻出事項です。近代・現代では,時代の動きが激しくなりますので,政治的事件の要因と結果について、順を追って理解しておきましょう。大事なポイントは,戦争と外交となります。特に近代・現代の「戦争と外交」については、NHKでも「映像の世紀」という番組も不定期となりますが、参考になります。
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