東京アカデミー神戸校
ブログ
こんにちは、東京アカデミー神戸校の教員採用担当です。
さっそくですが、義務教育学校と小中一貫校について、きちんと違いが理解できていますでしょうか?
小中一貫教育については、学力の向上や「中1ギャップ」の緩和、教職員の意識・指導力の向上が実施校に顕著な成果として見られたことから、2014(平成26)年12月22日の「子供の発達や学習者の意欲・能力等に応じた柔軟かつ効果的な教育システムの構築について(答申)」において、小中一貫校の制度化が提案されていました。
そしてこの答申を受けて、2015(平成27)年6月に学校教育法が改正され、「義務教育学校」として2016(平成28)年4月から制度化されました。
どちらも小学校と中学校の区切りを減らし9年間の学習をトータルで考えられるようにした点は同じですが、
小中一貫校では小学校・中学校にそれぞれ校長と教職員組織があり小学校は小学校の教員免許、中学校は中学校の教員免許によって授業を行い、小学校6年間、中学校3年間の区切りがあります。
一方、義務教育学校は小学校・中学校で一人の校長が担当し、職員は原則小学校・中学校両方の免許を所有しており、前期課程6年間、後期課程3年間の9年間のカリキュラムで指導をすすめることができます。
そのため「6.3」制の学年の区切りを、「4-3-2」や「5-4」にするなど柔軟なカリキュラム編成も導入されています。
兵庫県内には現在7校の義務教育学校がありますが、2023年4月には神戸市内に2校目の義務教育学校が誕生し、地域の特色を生かした学校運営や、小規模校が抱える課題の解決を目指しています。
受験生の皆さんは、義務教育学校のメリットと課題についてもきちんと理解しておきましょう。
2023年夏受験 教員採用試験対策講座
詳細は下記より!
【2023年夏受験】教員採用試験対策 オンラインLIVE講座
【2023年夏受験】教員採用試験 兵庫県対策・神戸市対策(1月から開講)
【2023年夏受験】教員採用試験 専門対策講座(小学校全科)(1月から開講)
【2023年夏受験】教員採用試験 教師力養成ゼミ(1月から開講)
その他、兵庫県および神戸市の試験情報は下記より!
兵庫県の教員採用試験!教養試験、専門試験、人物試験の傾向を勉強しよう!
神戸市の教員採用試験!教養試験、専門試験、人物試験の傾向を勉強しよう!
Twitterはじめました!
東京アカデミー関西エリア教員採用試験のTwitterを開設しました!
関西エリアの試験情報、イベント・講座案内など、受験生の皆さまに役立つ情報をご案内いたします。
ブログの更新情報もツイートしておりますので、ぜひフォローをお願いします!