東京アカデミー広島校
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こんにちは、教員採用試験の予備校、東京アカデミー広島校の教員採用試験担当です。
これまでもブログで定例県議会について何度か取り挙げましたが、今回は令和5年2月定例県議会の「県議会における教育関係の質問と答弁(令和5年2月定例会)」(※これは令和5年2月定例県議会における質問のうち,県教育委員会が作成した教育関係分の未定稿速報です。)についてです。
質問項目に対して、県教育委員会が答弁を作成しておりますので、現状についてや、今後の取組み、方向性が示されています。
これから採用試験を受験される方は、面接試験での回答にも役立つと思います。是非ご一読ください。
掲載ページはコチラ☞『県議会における教育関係の質問と答弁』
今回の内容で、面接試験等でも聞かれている内容や、興味深いものを以下挙げておきます。
〈質問項目〉(答)…一部抜粋しておりますので、全文は上記『県議会における教育関係の質問と答弁』でご確認ください。
○学校現場における対人教育について:広島県の学校現場において,増加傾向にある,現象論としての暴力行為,いじめ,不登校に対して,どのように受け止め,本質論である,思いやり,感謝,親切などの愛に関わる情操を育む対人教育について,どのように取り組んでいこうとしているのか。
(答)暴力行為,いじめ,不登校が増加傾向にあることから,不登校スペシャルサポートルームや「SCHOOL“S”」の開設による支援など,取組を進めている。あわせて,学校の教育活動全体を通じた未然防止の取組として,誰もが相談しやすい教育相談体制の整備の充実や,道徳科の授業においても,思いやりや周囲への感謝の心を育むこととしている。また,昨年末に12年ぶりに改訂された国の「生徒指導提要」においても,集団生活の中でより良い人間関係を築き,人と人とのつながりの大切さを学ぶことが重要であると示されてることにより,広島県においても,改めて,教師と児童生徒,また児童生徒同士の温かなふれあいを基盤とした学級での活動や,学校行事等の在り方について,全ての教員等を対象に研修を実施することとしている。
○これからの教員に求められる力について:教科指導ではICT環境により,誰もが全国最高水準の指導に触れられるようにし,現場では子供達の健全な心身の発達や人格形成により良い影響を与える力のある教員が子供達の成長を促し,使命感と愛情を持って子供達と向き合っていく仕組みづくりが必要だと考えるが…
(答)広島県においては,人材育成基本方針等を定め,子供に対する教育的愛情と教育に対する使命感を持つ教職員が育成されるよう,それぞれの職に必要な資質・能力を踏まえた研修を計画的に進めている。具体的には,生徒指導や学校経営,授業づくりなどを体系的・継続的に学んでいくことを通して,高い識見と専門性を求めることにより,使命感の涵養を図っている。
他にも○定数内臨時的任用教員の削減計画についてでは,2022年夏試験から新設された「大学等推薦特別選考」の取組について などもあがっており、〝広島県教育委員会としては,採用の早期化の検討など,国の動向も注視しつつ,採用試験の受験者の拡大につながる様々な取組を実施することで,必要な人材の確保に努める。〟と締めくくられています。
昨年度の採用試験で特別選考の「夢・チャレンジ‼」が終了したことにより、2023年夏実施試験では新たな特別選考試験が実施されるかもしれません。注視しておきましょう!
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