東京アカデミー北九州教室
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みなさん、こんにちは。
東京アカデミーの教採担当です。
早速ですが、これまで4回に渡って12月公表されました『生徒指導提要(改訂版)』について詳しく掘り下げています。
※1回目のブログ【教員採用】生徒指導提要(改訂版)について_その1
※2回目のブログ【教員採用】生徒指導提要(改訂版)について_その2
※3回目のブログ【教員採用】生徒指導提要(改訂版)について_その3
※4回目のブログ【教員採用】生徒指導提要(改訂版)について_その4
今回は新生徒指導提要P.34「ICTの活用」についてです。
ICTの活用については、ここ数年の教員採用試験においては熱いトピックスです。
筆記試験はもとより、人物評価試験においても、面接の質問や集団討論の課題などで多く見かける項目です。
第二の留意点は、ICT を活用した生徒指導の推進です。令和の日本型学校教育の実現に向けては、GIGA スクール構想を踏まえ、今後 ICT を活用した生徒指導を推進することが大切です。ICT を活用することで、以下のような教育効果が期待されます。ただし、実践に当たっては、不断の教職員の ICT 活用能力の向上が必要となります。 生徒指導提要(改訂版)P.34より |
実際の本試験では、次のような穴埋め問題への出題も十分予想されます。
次の文は「生徒指導提要(改訂版)令和4年12月文部科学省」に記載されている「ICTの活用について」からの一部抜粋である。
( )の①~④中に入る語句を答えよ。
(1) データを用いた生徒指導と学習指導との関連付け
( ①学習指導要領 )では、「学習指導と関連付けながら、生徒指導の充実を図ること。」と明記されています。学習指導と生徒指導が、( ②相関的 )な関係を持つことを、多くの教職員が経験的に実感しています。児童生徒の孤独感や閉塞感の背景には、勉強が分からない、授業がつまらない等、学習上のつまずきや悩みがある場合が少なくありません。分かりやすい授業、誰にも出番のある全員参加の授業が、児童生徒の( ③自己肯定感 )や自己有用感を高めます。ICT を活用することで、学習指導と生徒指導の( ④相互作用 )を、データから省察することが求められます。
また、面接試験の質問においても、以下のような質問が想定されます。
・あなたはICTを授業以外のどのような場面で活用したいと思いますか。
・生徒指導において、ICTをどのように活用したいと考えていますか。
・児童生徒の悩みや不安をどのように把握したいと考えていますか。
・不登校の児童生徒の対応をどのように考えていますか。・・・等
※穴埋め問題の解答
①学習指導要領 ②相関的 ③自己肯定感 ④相関関係