東京アカデミー仙台校
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こんにちは
教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー仙台校の工藤です。
2月10日に文部科学省で公開された高等学校教育の在り方ワーキンググループ(第4回)議事録について紹介します。
議事録はコチラ、配布資料はコチラ
本ワーキンググループでは、「社会に開かれた教育課程」・「探究・文理横断・実践的な学び」について触れられており、
具体的には、STEAM教育実践モデル校事業の説明、STEAM教育の具体的な取組例、定時制課程夜間部における取組例、
遠隔教育を活用した探求活動などについて触れられていました。
結論としてSTEAM教育により、教員や生徒からの満足度も高いこと、
好奇心・科学的な思考力・独創性・課題発見力・分析力・発信力などの教科外の能力が開発されること、
英語と理系科目の融合により学力の底上げなどが期待されることなど、様々な成果が確認されました。
その一方で、教職員等の負担が重いこと、学外との打ち合わせが増えたこと、オープンな場にしても参加者が少ないこと、
小規模校では探求学習支援における障害が生じやすいこと等が課題として挙げられていました。
たしかに仕事のやりがいは重要です。
しかし、過労死やうつ病などの健康被害が社会的問題として取り上げられるようになってから、
ワークライフバランスが注目されるようになりました。実際に多くの自治体の個別面接では、
ストレス対処・働き方改革・ワークライフバランス等に関する質問がされています。
特に教員は部活動指導等により多忙化が問題視されていることからも、依然として上記の質問が課されることも考えられます。
今回の内容を通して、自分が取り組みたい教育はもちろんのこと、社会問題に目を向けていきましょう。
フリーコール:0120-220-731
工藤①